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シェールガス革命に伴う我が国の原油輸入の将来展望に関する質問主意書

参議院 第187回 第51号お答えすることは困難 ×1承知していない ×1

提出者
参議院
提出日
2014年10月31日
内閣転送 2014年11月5日
答弁書受領日
2014年11月11日
提出から11日
答弁の項目数
4
質問 796字/答弁 1,102字

質問本文

現在、我が国は原油の輸入の八割以上を中東地域に依存しており、我が国のエネルギー安全保障の生命線である長大な海上輸送路は複雑な国際政治状況下の国々の沿岸を経由しており、大きな地政学的リスクを包含している。

近年のシェールガス革命により、シェール層が国土のほぼ全域に広がっているアメリカでは、そこに埋蔵されているばく大な量の石油や天然ガスが採掘可能になった。本年、アメリカはサウジアラビアやロシアを抜いて、世界最大の産油国になった。

このような観点から、以下質問する。

一 過去三年間のアメリカ、サウジアラビア、ロシアの原油及び天然ガスの産出量について政府の承知するところを示されたい。

二 現在、我が国のアメリカからの原油及び天然ガスの輸入量はどの程度か、過去三年間の数値を示されたい。

三 ペルシャ湾から東京湾に至る場合、平均的な原油タンカーであればどの程度の日数が必要であるのか。また、アメリカ西海岸から東京湾に至る場合、平均的な原油タンカーであればどの程度の日数で航行できると想定するか、具体的に示されたい。

四 現在、政府内の審議会や研究会で、エネルギー安全保障の将来展望のために、シェールガス革命に関連して、原油や天然ガスの輸入先の多様化を図るべく検証、議論は行われているのか、具体的に示されたい。

五 我が国の唯一の同盟国であるアメリカから原油や天然ガスを輸入することは、我が国のエネルギー安全保障の将来展望を考える上で欠かせない選択肢である。太平洋はアメリカ海軍の第七艦隊が遊弋し、地政学的にも極めて安定的な状況下にある。我が国のエネルギー安全保障の将来展望のためにも、地政学的リスクのできるだけ小さな地域からの原油や天然ガスの輸入比率を高めて輸入経路を多様化するように、積極的に政策誘導するべく取り組むことが国益の観点からも重要と考えるが、政府の見解を示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねについては、国際エネルギー機関の統計によると、以下のとおりと承知している。

米国における原油の生産量は、平成二十二年は約三億四千七百万トン、平成二十三年は約三億六千百万トン、平成二十四年は約四億七百万トン、天然ガスの生産量は、平成二十二年は石油換算で約四億九千五百万トン、平成二十三年は石油換算で約五億三千百万トン、平成二十四年は石油換算で約五億五千九百万トンである。

サウジアラビアにおける原油の生産量は、平成二十二年は約四億七千二百万トン、平成二十三年は約五億三千二百万トン、平成二十四年は約五億五千九百万トン、天然ガスの生産量は、平成二十二年は石油換算で約六千六百万トン、平成二十三年は石油換算で約六千百万トン、平成二十四年は石油換算で約六千六百万トンである。

ロシアにおける原油の生産量は、平成二十二年は約五億七百万トン、平成二十三年は約五億千五百万トン、平成二十四年は約五億二千百万トン、天然ガスの生産量は、平成二十二年は石油換算で約五億四千万トン、平成二十三年は石油換算で約五億五千三百万トン、平成二十四年は石油換算で約五億四千百万トンである。

二について

財務省の「貿易統計」によると、我が国の米国からの原油の輸入量は、平成二十三年、平成二十四年及び平成二十五年は実績がなく、また、天然ガスの輸入量は、平成二十三年は約三十一万トン、平成二十四年は約二十七万トンであり、平成二十五年は実績がない。

三について

御指摘の「ペルシャ湾から東京湾に至る場合」や「アメリカ西海岸から東京湾に至る場合」における原油タンカーの航行日数について具体的に承知しておらず、お尋ねにお答えすることは困難である。

四及び五について

政府としては、我が国におけるエネルギーの安定供給の確保は極めて重要であると認識しており、「エネルギー基本計画」(平成二十六年四月十一日閣議決定)において、エネルギー資源の調達先の分散化等による調達リスクの軽減や、シーレーンに関わる国・地域との関係の強化等による船舶航行の安全性・安定性を確保するための取組の強化を進めていくこととしている。さらに、同計画を踏まえて、総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会石油・天然ガス小委員会において、石油及び天然ガスの供給源の多角化等について議論を行っており、平成二十六年七月二十三日に中間報告書を取りまとめた。エネルギー資源の調達先の分散化に向けた具体的な取組として、例えば、政府は、日本企業の参画する米国における天然ガス液化プロジェクトについて、米国政府に対し、輸出許可の取得に向けた働きかけを行う等の取組を進めてきている。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1承知していない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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