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アラスカ原油の輸入問題に関する質問
参議院 第100回 第9号
質問本文
アラスカ原油の輸入問題に関する質問主意書
アラスカ原油をはじめ米国産石炭やLNGの対日輸出について、米国側の働きかけが一段と活発になつているが、それに関連していくつかの点を質問する。
一 政府は、アラスカ原油の輸入問題について、基本的にはどう考えているのか。一つの選択として、条件さえ整えば輸入に踏み切つても良いとの方針か。
二 仮に、肯定的であるとすれば、どのような判断と理由に基づくのか。
三 現状では米国内の反対も根強いと聞くが、米国における輸出管理法改正案の見通しや議会の一部、海員組合等の反対はやがて鎮静化し、対日輸出は実現するとの考えか。
四 アラスカ原油の対日輸出問題は、原油単独ではなく、米国産石炭やアラスカ産LNGの対日増量問題と密接にからみ合つているのではないか。
五 米国産石炭(一般炭)の価格は、CIF(運賃・保険料込み)ベースで、トン当たり六十九ドル強であり、豪州炭よりかなり割高であるし、LNGは、インドネシア、カナダ等との長期契約もあつて、米国からの輸入の増量自体が困難ではないのか。
六 レーガン米大統領訪日の際、アラスカ原油の輸入問題について正式に要請された場合には、政府はどのような対応をする方針なのか。
右質問する。
政府答弁書
一及び二について
アラスカ原油については、米国国内法により、米国からの輸出が実質的に禁止されているが、解禁となつた場合の我が国への輸入については、基本的には民間企業の自主的判断に基づいて行われるものと考える。
ただし、政府としても、我が国の原油供給源の多角化の観点から、アラスカ原油の輸入問題については、従来から関心を有しているところであり、米国内の動向を注視するとともに、昭和五十八年一月の中曽根内閣総理大臣訪米時に設置について合意された日米エネルギー作業部会において、米国と意見交換を行つているところである。
三について
米国内の動向については、米国議会を中心に様々な議論が行われていると聞いているが、その先行きはいまだ不明確であり、政府としては、今後とも米国内の動向を注視してまいりたい。
四について
アラスカ原油の輸入問題については、日米エネルギー作業部会において、日米間のエネルギー貿易問題の一環として、米国産石炭及びアラスカ産LNGの対日輸出問題とともに、検討が行われているところである。
五について
米国産石炭(一般炭)及びLNGの輸入については、基本的には、民間企業の自主的判断に基づいて行われるものであるが、その輸入量の増大については、最近の我が国の需給状況等を勘案すると、短期的には、困難ではないかと考える。
六について
米国からのアラスカ原油の輸入問題について要請された場合には、一及び二についてにおいて述べたところにより対応してまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。