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我が国の海上輸送路としての南シナ海に関する質問主意書
参議院 第186回 第104号お答えすることは困難 ×2趣旨が明らかではない ×1承知していない ×2
質問本文
我が国は石油輸入の九割を中東など産油国からの供給に依存しており、エネルギー安全保障上、産油国から日本に至る海上輸送路の安全確保は国家の死活的利益と密接に関連している。しかしながら、昨今の南シナ海での中越などの領土紛争は、このような我が国の海上輸送路の安全確保に重要な影響を及ぼし得る事態として憂慮せざるを得ない。
このような観点から、以下質問する。
一 マラッカ海峡を経て南シナ海を通る我が国への原油、天然ガス等のエネルギー資源に係る年間の物流量について、過去三年間の数値を示されたい。
二 南シナ海を経由する我が国への原油や天然ガスの輸入量は、我が国の輸入量全体に対してどの程度の割合を占めるのか、過去三年間の数値を示されたい。
三 南シナ海において領海紛争が生じ、我が国の海上輸送路の安全確保ができなくなった場合、代替的な海上輸送路をとる必要があるが、過去に資源エネルギー庁等が「石油輸送に関する現状について」とする資料を作成し、かかる事態を想定した代替ルートの検討を行っていると承知している。このような代替ルートの検討事例について、過去三年間の検討主体、検討結果を含む政府の取組を具体的に示されたい。
四 ペルシャ湾からインド洋を経て、マラッカ海峡・バシー海峡を通過して東京湾に至る場合、平均的な原油タンカーの航行日数は二十一日という結果を独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構の研究者が発表している。この日数は現在でも妥当なものか、政府の見解を示されたい。
五 ペルシャ湾からマラッカ海峡・バシー海峡を通過して東京湾に至る場合と比べて、ペルシャ湾からロンボク海峡・マカッサル海峡を通過して東京湾に至る場合、平均的な原油タンカーであればどの程度航行日数が延びることになるのか、また、輸送コストはどの程度上昇すると考えているのか、政府の見解を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一及び二について
南シナ海を通り我が国に輸入される原油及び天然ガスの量について具体的に承知しておらず、お尋ねにお答えすることは困難である。
三について
お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、政府としては、我が国におけるエネルギーの安定供給の確保は極めて重要であると認識しており、「エネルギー基本計画」(平成二十六年四月十一日閣議決定)において、エネルギー資源の調達先の分散化等による調達リスクの軽減や、シーレーンに関わる国・地域との関係の強化等による船舶航行の安全性・安定性を確保するための取組の強化を進めていくこととしており、例えば、日本企業の参画する米国における天然ガス液化プロジェクトについて、米国政府に対し、輸出許可の取得に向けた働きかけを行う等のエネルギー資源の調達先の分散化に向けた取組を進めてきている。
四及び五について
御指摘の「ペルシャ湾からインド洋を経て、マラッカ海峡・バシー海峡を通過して東京湾に至る場合」(以下「マラッカ海峡経由の場合」という。)における原油タンカーの航行日数について具体的に承知しておらず、お尋ねにお答えすることは困難であるが、御指摘の「ペルシャ湾からロンボク海峡・マカッサル海峡を通過して東京湾に至る場合」における原油タンカーの航行距離は、マラッカ海峡経由の場合における原油タンカーの航行距離に比べ、約千七百キロメートル長くなり、これは、原油タンカーの速力を原油満載時の最大速力に相当する十五ノットと仮定して日数に換算すると、約三日となり、その場合に、当該原油タンカーに係る燃料費及び傭船料を一日当たり千万円と仮定して費用に換算すると、約三千万円となる。
この答弁書に出てくる定型句
お答えすることは困難 ×2趣旨が明らかではない ×1承知していない ×2
語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。
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