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東シナ海洋上におけるパナマ籍タンカーからの原油流出事故に関する質問主意書

参議院 第196回 第10号お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×2

提出者
参議院
提出日
2018年2月5日
内閣転送 2018年2月7日
答弁書受領日
2018年2月13日
提出から8日
答弁の項目数
5
質問 702字/答弁 522字

質問本文

第十管区海上保安本部の発表(平成三十年一月十一日)によると、本年一月六日午後八時五十一分ころ、中国上海の東方沖約百五十五海里でパナマ籍タンカー「SANCHI」(以下「S号」という。)と香港籍貨物船「CF CRYSTAL」が衝突し、S号に火災が発生し、漂流する事故が発生した(以下「本件事故」という。)。

その後の報道によると、S号は「コンデンセート」と呼ばれる超軽質原油を十万トン以上積んでいたこと、衝突による爆発で当該原油が流出したことが判明した。また、NHKの報道などによると二月一日現在、鹿児島県奄美市の海岸に本件事故由来のものとみられる黒い油のようなものが広い範囲に漂着している。

以下、本件事故について質問する。

一 政府は、前記漂着物と本件事故によりS号から流出した原油との関連をどのように認識しているか。

二 S号から流出した「コンデンセート」と呼ばれる超軽質原油の海水からの除去は困難であると指摘されているが、政府はどのように認識しているか。

三 本件事故の収束に向け、政府は中国当局とどのような連携を行っているか。

四 政府は、S号からの原油流出が日本近海の海洋生態系、日本の漁業及び国民の健康にどのような影響を及ぼすと評価しているか。

五 AFP通信の報道では、仮にS号から流出した原油が積載量の二十%だったとしても、一九八九年にアラスカ沖で発生した石油タンカー「エクソン・バルディーズ(Exxon Valdez)号」の事故における原油流出量に匹敵する規模であるとする専門家の見解を紹介しているが、政府はS号からの原油流出量がどの程度の規模に達していると推測しているか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

現在、御指摘の「漂着物」に関する調査を行っているところであり、お尋ねについて、現時点で確定的にお答えすることは困難である。

二について

お尋ねの「除去」の意味するところが明らかではないため、お答えすることは困難である。

三について

御指摘の「本件事故」については、海上保安庁の巡視船等を派遣し、タンカー「SANCHI」号の沈没した海域において、行方不明者の捜索等の業務に当たるとともに、排出油の防除等を行ってきているところであり、その際、中国を始めとする関係国とも外交ルート等を通じて連絡を取り合い、緊密に連携してきている。

四について

現在、環境への影響に関する調査を進めているところであり、お尋ねについて、現時点でお答えすることは困難である。

五について

御指摘の「S号からの原油流出量がどの程度の規模」の意味するところが必ずしも明らかではないが、タンカー「SANCHI」号の船主からは、当該タンカーに搭載されていた油は、コンデンセートが約十三万六千トン、A重油が約百二十トン及びC重油が約二千トンであると聞いており、海上保安庁の巡視船等を派遣し、当該タンカーの沈没した海域において、排出油の防除等を行ってきているところである。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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