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日中植林・植樹国際連帯事業に関する質問主意書

参議院 第190回 第16号

提出者
参議院
提出日
2016年1月18日
内閣転送 2016年1月20日
答弁書受領日
2016年1月26日
提出から8日
答弁の項目数
2
質問 348字/答弁 702字

質問本文

平成二十七年度外務省所管補正予算(案)には、「日中植林・植樹国際連帯事業」(以下「本事業」という。)として約九十億円が計上されている。

本事業について、以下、質問する。

一 今や世界第二位の経済大国となり、南シナ海や東シナ海の海洋活動で懸念をもたらしている中国に対し、平成二十七年度補正予算において九十億円もの予算を計上する理由は何か。具体的に説明されたい。

二 本事業はどのような経緯により開始され、我が国はどれだけ資金を拠出してきたのか。

三 本事業は事業内容として、中国国内での植林・植樹に加え、日本国内や第三国での植林・植樹を行うとのことであるが、実態としてどのような事業となるのか。具体的に説明されたい。また、平成二十八年度以降の本事業に対する追加的な拠出もあり得るのか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一及び三について

御指摘の日中植林・植樹国際連帯事業(以下「本事業」という。)は、従前、日中民間緑化協力委員会を通じて行ってきた中国における植林・植樹事業に加え、日本国内での植樹と併せて行う日中両国の青少年等の交流事業(日中両国以外の第三国及び地域の出身者の参加を含む。)及び第三国での植林・植樹事業を、日中民間緑化協力委員会を含む関連団体のノウハウも活用しつつ、公益財団法人日中友好会館を通じて実施するものであり、本事業の実施のために平成二十七年度補正予算案において九十億円を計上した。これにより、日本へ飛来し得る黄砂等の中国の環境問題への対処、青少年等の交流を通じた環境意識の啓発と対日理解の一層の促進、砂漠化防止等への貢献を図ることで、中国との関係改善の流れを一層力強いものにするとともに、国際社会の課題に対処することを通じて、「戦略的互恵関係」の強化につなげていく所存である。

平成二十八年度以降に本事業に対して追加的な拠出を行うかどうかについては、現時点では決定していない。

二について

本事業は、従前、日中民間緑化協力委員会を通じて行ってきた中国における植林・植樹事業を拡充し、発展させるものである。この中国における植林・植樹事業は、全国規模の植林緑化運動に取り組んでいる中国に対する民間団体等による協力を支援するため、平成十一年十一月十九日、日中両国政府の間で、中国に対して植林緑化協力を行おうとする日本の民間団体等に対して日中民間緑化協力委員会が資金助成を行うとの仕組みを定める交換公文を取り交わし、日本政府として同委員会に対し、平成十一年度に百億円を拠出して実施してきているものである。

参議院の原文

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