ことばで探す › 衆議院 第204回
中国の「千人計画」に関する質問主意書
衆議院 第204回 第28号趣旨が明らかではない ×1
質問本文
海外から優秀な研究者を集める中国の人材招致プロジェクト、いわゆる「千人計画」について、
一 中国の「千人計画」についての政府の認識を明らかにされたい。
二 政府は、過去十年間に「千人計画」に関与していた日本人研究者の人数、中国から受けた資金の額等を把握しているか。把握している場合にはその概要を、把握していない場合には実態把握の必要性に対する方針を明らかにされたい。
三 政府は、今年中に指針を設け、科学研究助成事業等の公的助成を受ける研究者に対し、外国資金の受け入れや海外での活動について原則開示を求める方針と報じられているが、事実関係は如何か。事実とすれば現時点での方針を示されたい。また、日本政府の公的助成を受けていない研究者の外国資金の受け入れや海外での活動に関する情報をどのように把握するのかについてもあわせて明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
「千人計画」とは、中国共産党中央委員会が平成二十年十二月に決定した、中国の国外で博士号を取得しているなどの同国の国外のハイレベル人材を同国に招致する計画であると承知している。
二について
お尋ねについてお答えすることは、我が国の情報収集能力等を明らかにするおそれがあることから、差し控えたい。
三について
お尋ねの「方針」については、「統合イノベーション戦略二〇二〇」(令和二年七月十七日閣議決定)において、「外国資金の受入について、その状況等の情報開示を研究資金申請時の要件とし、政府資金が投入される研究を対象に透明性と説明責任を求めるとともに、虚偽申告等が判明した際の資金配分決定を取り消すなどの枠組みの具体策を検討し、所要の措置を講ずる」とするとともに、総合科学技術・イノベーション会議では、科学技術・イノベーション基本計画の策定に向けて検討を進めているところ、本年一月二十日から二月十日まで意見募集を行った「科学技術・イノベーション基本計画について(答申素案)」において、「研究活動の国際化、オープン化に伴い、利益相反、責務相反、科学技術情報等の流出等の懸念が顕在化しつつある状況を踏まえ、基礎研究と応用開発の違いに配慮しつつ、また、国際共同研究の重要性も考慮に入れながら、政府としての対応方針を検討し、二千二十一年に競争的研究費の公募や外国企業との連携に係る指針等必要となるガイドライン等の整備を進める」としており、これらを踏まえ、今後、具体的な方針等を定めることとしている。
また、御指摘の「外国資金の受け入れや海外での活動に関する情報」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、「千人計画」に関するものを指すのであれば、二についてで述べたとおり、これに係るお尋ねについてお答えすることは、我が国の情報収集能力等を明らかにするおそれがあることから、差し控えたい。
似た質問主意書
件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。