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植物油脂の安全性に関する質問主意書
参議院 第196回 第26号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×3承知していない ×2
質問本文
菜種油、水素添加大豆油など数種の植物油脂が、日本人の平均的な摂取量で脳卒中促進作用を示したり、各種生活習慣病の発症因子となったりしていることが国内外で報告されている。国民の健康を守る観点から、以下質問する。
一 政府は、日本人の平均的な植物油脂の摂取量を油種別に把握しているか、また、数種の植物油脂が各種生活習慣病の発症因子となっていることを把握し、適切に政策へ反映しているか、それぞれ明らかにされたい。
二 植物油脂への水素添加によりトランス脂肪酸と水添ビタミンK1(ジヒドロ型ビタミンK1)が副生する。政府は、トランス脂肪酸について、日本人の通常の食生活における摂取量は健康に影響を及ぼす量に達していないとし、諸外国とは異なり、使用基準を設けるなどの規制をしていない。一方の水添ビタミンK1について、摂取した場合の安全性に関する政府の見解如何。
三 遺伝子組換え技術を使った品種である高オレイン酸型大豆が生産されているが、研究者がその安全性を研究しようとしても、当該大豆を入手することができない。当該大豆の安全性に関するデータは、当該大豆を生産している企業自身が研究したものしかなく、厚生労働省に行けば当該データを閲覧することはできるものの、写真を撮ることもコピーをすることも許されていない。当該企業が自身に都合のよい研究データのみを発表して、当該大豆を原材料の一つとする製品を販売することも危惧される。当該企業とは別の視点からの高オレイン酸型大豆の安全性の研究を進めるため、研究者が当該大豆の種子を安価な値段で買える体制を整備すべきではないかと考えるが、政府の見解如何。
四 薬や食品の有効成分に疑いを持ち研究するため、製造企業に有効成分に関するデータの開示を求めても、メリットがないと製造企業が判断すれば、データ提供を拒否できるのが現在の状況ではないか。国民の健康を守り、薬や食品の成分の安全性を確保するため、どの研究者でもその成分に関するデータを入手できる制度が必要ではないかと考えるが、政府の見解如何。
右質問する。
政府答弁書
一について
日本人の平均的な植物油脂の油種別の摂取量については、政府として把握していない。
また、「数種の植物油脂が各種生活習慣病の発症因子となっていることを把握し、適切に政策へ反映しているか」とのお尋ねについては、その意味するところが明らかではないため、お答えすることは困難である。
二について
御指摘の「水添ビタミンK1(ジヒドロ型ビタミンK1)」の摂取が人の健康に与える有害な影響については、現時点では承知していない。
三について
御指摘の「遺伝子組換え技術を使った品種である高オレイン酸型大豆」の意味するところが必ずしも明らかではないが、遺伝子組換え技術を使った国内で流通が可能な「高オレイン酸型大豆」の種子については、遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(平成十五年法律第九十七号)第四条第一項の規定に基づく主務大臣の承認を受けており、当該承認を受けた当該種子の第一種使用規程に従い、購入され研究されることができると承知している。また、当該種子の価格及び購入の可否については、買手と売手との間で判断されるものと認識している。
四について
御指摘の「有効成分に関するデータ」の意味するところが必ずしも明らかではないが、一般に、研究者等が医薬品又は食品の製造販売業者等に対してその製造、販売等を行う医薬品又は食品に関する資料の開示を求めた場合の当該資料の開示の可否は、当該製造販売業者等が判断しているものと承知している。
この答弁書に出てくる定型句
お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×3承知していない ×2
語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。
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