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あんま師に対し主食増配に関する質問主意書

参議院 第2回 第34号

提出者
参議院
提出日
1948年3月15日
内閣転送 1948年3月17日
答弁書受領日
1948年3月23日
提出から8日
答弁の項目数
0
質問 513字/答弁 322字

質問本文

わが国再建の途は一に生産の向上による経済力の復興に俟つ事は今更言を要しない。而して国民の健康が生産力向上の要因の重大な一部をなしていることも否めない事実である。わが国においては古来より特に重労働者の健康保持の方法としてあんま治療が国民の間に常用され来つているが、政府は既に病床に臥したる者の看護治療に従事する業者の一部に主食の増配をなしつつあるが、かかる健康保持に従事する者に対しては如何なる所見を有するか左記につき答弁を求む。

一、あんま師は主として盲人なるがこの種の職業以外に彼等の自活の途なし、之に対し政府は今日迄如何なる暖き救の手をさしのべられつつありしか、又今後如何にして生きる道を与えんとしつつありや。

二、あんま師は一種の筋肉労働者にして而も時間的にも午後より深夜に及ぶを普通とするが故に主食も一般配給量にては不足なる上、その生活面より見て他に食糧を得る途も困難なり、故に主食の増配をなすは緊切なる問題なりと思考す。政府の所見如何。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

一、盲人で生活に困窮する者に対しては生活保護法により生活援護を行うと共に生活困窮者にして職業技能を修得せんとする者に対しては同法による生業の扶助費により技能修得費を支出し、都道府県盲学校に委託し職業の補導を実施中であります。

失明者の生活補導及び生業の補導を行う目的を以て財団法人失明者保護協会に保護事業を委託し失明者の収容施設を設けて、失明者に職業補導を実施中であります。

二、政府は現在ベツト数五〇以上の病院における徹夜勤務者に対してのみ一合の労務特配を実施中でありますが、一般の医療従事者には主食の増配を実施しておりませんので、あんま師に対しましても、他業種との振合及び現在のわが国の食糧事情から主食の増配を実施することは困難であります。

参議院の原文

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