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労務加配に関する質問主意書

参議院 第10回 第5号

提出者
参議院
提出日
1951年1月30日
内閣転送 1951年2月2日
答弁書受領日
1951年2月6日
提出から7日
答弁の項目数
0
質問 466字/答弁 335字

質問本文

一、わが国、現在の食糧事情において、産業の復興と労働の生産性を高揚するためには、労務加配制度を継続実施するとともに、更にその充実を計る必要があると考えるが、政府はこれについて、如何なる所見を有するか。

二、現在実施中の労務加配米の基準量は、同種産業の労務者に対して、著しい格差を設けている。

国有鉄道の労務者と私鉄の労務者、日通の労務者と中小企業の運搬業務に従事する労務者を例にとつても、労働の質においても、量においても同一に扱われるべき労務者が差別的取扱いを受けている。

終戦当時においては、かかる格差を設ける理由があつたとしても、現状の社会状勢下においては、かかる差別を設ける必要は認められない。

企業の大小にかかわらず、同一内容であることの認定される労務者に対しては、同一基準の加配がなされるべきであると考えるが、これに関する政府の所見は如何か。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

一、労務加配制度は本年度も引続き継続実施すると共に加配対象業種の適正化、時間外労働に対する加配を実施する等、加配制度の適正な運営を図る所存である。

二、御質問の国有鉄道及び私鉄の労務者の配給基準量は従来夫々三一〇瓦及び二五〇瓦で六〇瓦の差額があつたのであるが、本年三月からは労働の状況を考慮して私鉄の労務者の基準量を二八〇瓦に引上げることに決定した。

又日通労務者及び中小企業の運搬業に従事する労務者の配給基準量は、夫々三五〇瓦及び二八〇瓦である。お説の通り日通労務者の一部には中小企業の運搬業務と同様な労働に従事している労務者もあるが、全般的に考察すれば、労働強度に差異があるものと考えられるので、七〇瓦の差を設けている。

今後なお実態を調査して、善処したいと考える。

参議院の原文

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