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国民バス設定に関する質問主意書

参議院 第2回 第49号

提出者
参議院
提出日
1948年3月29日
内閣転送 1948年3月31日
答弁書受領日
1948年4月6日
提出から8日
答弁の項目数
0
質問 376字/答弁 247字

質問本文

国民パス設定に関する質問主意書

一、国民全部が国民パスを所持する方法であるが、これにより犯罪そう査上有利な点は旅館もこの国民パスを見て宿帳に記入することにより犯人がすぐわかるのであるが、政府の処見を問う。

二、国民パスには写真と職業、住所氏名を要し年齢も当然記入し自治又は国家警察か市町村長発行の物たることとすべきで失業者、無職者と称する人が、闇ブローカーとして列車、電車に乗る場合、所持品によりこれを商業として課税する大特長があり政府収入の増大となり何百億円の増税必定と信ずる一石二鳥の本案に対し閣議において名首相芦田氏の実現処見を問う。

右質問に対し御答弁を要求する。

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電話:03-3581-3111(大代表)

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参議院の原文・経過

政府答弁書

国民パスは、御質問の如き犯罪の捜査、職業の調査には、或程度便利であらうが、その効果はそれ程大きなものとは考え難く、又これにより課税することにも疑問がある。

而して国民パスの制度を採用するには、その前提として全国民について登録制度を実施しこの職業、住所等の現状を常に登録することが必要で、この国民登録制度及び国民パスの制度の実施には莫大な費用、資材、手数を要し、而もこれを励行することは容易ではない、従つて、只今のところ国民登録制度及び国民パス制度は、これを採用する考えはないが、なお研究したい。

参議院の原文

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