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黒川弘務前東京高検検事長の賭けマージャンに関する質問主意書

参議院 第201回 第129号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

提出者
参議院
提出日
2020年5月25日
内閣転送 2020年6月1日
答弁書受領日
2020年6月5日
提出から11日
答弁の項目数
5
質問 840字/答弁 762字

質問本文

黒川弘務前東京高検検事長が賭けマージャンをしていた事が明らかになり、五月二十二日に辞職したが、検察庁、検察官の在り方に関し、質問する。

一 独立性、正義を口にする検察官であるが、黒川氏以外、検事正以上で賭けマージャンをした事がある者がいるかどうか調査し、国民に明らかにするべきだと考えるが、森まさこ法務大臣の見解如何。

二 「賭けマージャンは常態化している」と、検察官と賭けマージャンをした事があるマスコミ経験者から声が寄せられている。法務省課長級以上、地方検察庁では部長以上の職にあたる者で、賭けマージャンをしていた者がいるかどうか調査するべきだと考えるが、森まさこ法務大臣の見解如何。

三 検察官にとり、新聞、テレビ、雑誌、いわゆるジャーナリストを含む報道関係者は利害関係者であるか。

四 報道では約三年前から朝日新聞の記者(社員)、産経新聞の記者が黒川氏との賭けマージャンに参加したとあるが、更に遡り、新聞、テレビ、雑誌、いわゆるジャーナリストを含む報道関係者が、黒川氏と賭けマージャンをしていたかどうか調査したのか、明らかにされたい。

五 五月二十二日の衆議院法務委員会で、川原隆司刑事局長が「旧知の間で、レートはいわゆる点ピン。具体的に申し上げますと、千点を百円と換算されるものでございまして、もちろん賭けマージャンは許されるものではありませんが、社会の実情をみましたところ、必ずしも高額と言えないレートでした」と答弁しているが、何を基準に「社会の実情をみましたところ、必ずしも高額と言えないレート」と答弁したのか明らかにされたい。

六 国家公務員倫理法では、三種類の報告制度が定められている。その中の贈与等の報告で、五千円を超える贈与について報告する事になっているが、国家公務員倫理法が出来てから検察官の報告はあるか。

あるとするならば、今まで何件報告があるのか、国家公務員倫理法第六条、又、国家公務員倫理規程第十一条に基づき、具体的に明らかにされたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

黒川弘務元東京高等検察庁検事長(以下「黒川氏」という。)以外の検察官及び法務省職員が、金銭を賭けた麻雀を行ったことがあるという事実の有無については、御指摘のような調査が必要な状況であるとは考えていない。

三について

お尋ねの「利害関係者」が国家公務員倫理規程(平成十二年政令第百一号)第二条第一項に規定する「利害関係者」を指すのであれば、取材活動をしている記者は、検察官を含む国家公務員倫理法(平成十一年法律第百二十九号)第二条第一項に規定する職員にとって、一般には、当該「利害関係者」には該当しないものと考えている。

四について

法務省における黒川氏に対する調査においては、黒川氏が、令和二年五月一日頃及び同月十三日頃に、東京都内で金銭を賭けた麻雀を行ったことを確認しているほか、これらの機会以外において、黒川氏が金銭を賭けた麻雀を行った事実の有無についても確認を行った。

五について

お尋ねの「何を基準に」の意味するところが必ずしも明らかではないが、御指摘の川原法務省刑事局長の答弁については、法務省における懲戒処分等の先例を踏まえ、麻雀の賭け金の額を含む事案の内容等諸般の事情を総合的に考慮して答弁したものである。

六について

お尋ねについては、関係する資料の保存期間が経過しているものもあり、また、調査に膨大な作業を要することから、網羅的にお答えすることは困難であるが、平成二十六年四月一日から令和二年五月二十九日までの間において、①国家公務員倫理法第六条第一項の規定に基づき法務大臣に提出された検察官の贈与等報告書及び②同項の規定に基づき法務大臣の委任を受けた者に提出された検察官の贈与等報告書で同条第二項の規定に基づきその写しが国家公務員倫理審査会に送付されたものの合計は、二千八百九件である。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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