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東京五輪・パラリンピックに係る内閣総理大臣の「安全安心な大会」発言に関する質問主意書
参議院 第204回 第85号
質問本文
令和三年六月二日、菅義偉内閣総理大臣(以下「菅総理大臣」という。)は、首相官邸で記者団に対して、新型コロナウイルス禍における東京五輪・パラリンピックの開催理由を問われ、「まず感染対策をしっかり講じて安全安心な大会にしたい」旨発言した。
菅総理大臣はこれまでも、コロナ禍の中での東京五輪・パラリンピック大会の開催に意欲を示している。過去には、「内外の感染状況を勘案しつつ安全・安心の大会にすることを最優先に検討を進めていきたい」(令和三年二月三日付、日本経済新聞)、「政府は東京都や組織委員会、IOCと連携し、安全安心の大会にすることができるよう対策を講じたい」(令和三年四月二十四日付、日本経済新聞)、「対策を徹底することで国民の命や健康を守り、安全安心の大会を実現することは可能」(令和三年五月八日付及び同月十五日付、日本経済新聞)など、感染対策を講じることで「安全安心の大会」を達成できるという趣旨の発言をした。また、令和三年四月二十一日の参議院本会議では、「ワクチンを前提としなくても安全安心な大会にする」旨発言した。しかし、「安全安心な大会」の具体像については何ら説明がなされていない。
菅総理大臣の「安全安心な大会」発言につき、以下質問する。
一 新型コロナウイルス感染症がまん延する中での「安全安心な大会」の定義とは何か。
二 菅総理大臣が言う「安全安心な大会」とは、どのような大会なのか。大会開催の条件として客観的に評価・判断できる指標とその満たすべき水準を示されたい。
三 「安全」が大会において達成できたと判断できる客観的な指標はあるのか。あるならば、その指標及び達成できたと判断できる水準を示されたい。
四 国民個々人の内心によるものである「安心」について、大会において達成できたと判断できる客観的な指標はあるのか。あるならば、その指標及び達成できたと判断できる水準を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一から四までについて
お尋ねに関しては、令和三年六月七日の参議院決算委員会において、菅内閣総理大臣が「まずは、緊急事態宣言を解除する、ここに全力を挙げたいと思います。また、選手や大会関係者の感染対策をしっかり講じ、世界から選手が安心して参加できるようにするとともに、国民の命と健康を守っていく、これが大会の前提と考えており、そうしたことが実現できるように対策を講じていきたいと思っています。具体的な対策としては、来日する大会関係者の人数を絞り込み、選手や大会関係者にワクチン接種を行い、大会関係者の行動を管理して一般の国民との接触を防止をする。既に国内でテスト大会も実施され、万全の感染防止に努めており、東京大会に向けてしっかり準備をしていきたい、このように思います。」と述べているところである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。