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北朝鮮による拉致問題と不審船に関する質問主意書

参議院 第206回 第1号

提出者
参議院
提出日
2021年11月10日
内閣転送 2021年11月12日
答弁書受領日
2021年11月19日
提出から9日
答弁の項目数
3
質問 1,173字/答弁 417字

質問本文

私は令和三年十月四日に「北朝鮮による拉致問題と不審船に関する質問主意書」(第二百五回国会質問第三号。以下「前回質問主意書」とする。)を提出いたしました。政府認定拉致被害者が拉致されたとき、政府はその周辺に不審船の存在を確認していたかどうか。いたってシンプルに事実認識を確認するのが目的でした。その答弁(内閣参質二〇五第三号)に疑問があるので、改めて質問いたします。

一 私は前回質問主意書の二において、「政府は以下に列挙する特定の日付(拉致行為が行われた日あるいは可能性がある日)前後に、それぞれの地域の海上で不審船が出没したと認識していますか。不審船を確認しているのであれば、何日間海上で確認されたのか、あるいはどのぐらいの時間滞在していたのかを船舶の種類(木造船かどうか。横浜海上保安資料館に展示された沈没工作船のような形態か。)とともに明らかにしてください。また、不審な電波の傍受があったことを認識していますか。」と問いました。政府の答弁は、私が特定した昭和五十二年九月十九日、昭和五十二年十月二十一日、昭和五十二年十一月十五日、昭和五十三年七月七日、昭和五十三年七月三十一日、昭和五十三年八月十二日の六つの日付に対して、それぞれの日及びその前後一日については「海上保安庁が確認した事例はない」というものでした。

私が平成二十五年二月七日に提出した「拉致問題と不審船に関する質問主意書」(第百八十三回国会質問第一九号)に対する答弁(内閣参質一八三第一九号)では、海上保安庁が確認した「工作船と考えられるような武装の可能性のある船舶」が、「昭和五十二年度が二隻、うち日本海二隻」とあります。政府は、この二隻を何月何日に確認したのでしょうか。その認識をお示しください。

二 地村保志さん、地村富貴恵さんは昭和五十三年七月七日に、蓮池薫さん、蓮池祐木子さんは昭和五十三年七月三十一日に拉致されました。さらに曽我ひとみさんは昭和五十三年八月十二日に拉致されています。いずれも船舶に乗せられて北朝鮮に連れて行かれたと証言しています。海上保安庁はその日に「工作船と考えられるような武装の可能性のある船舶」を確認できなかったのですか。政府の認識をお示しください。

三 政府は前回質問主意書の二に対して「「不審な電波の傍受」の意味するところが明らかではないため、お答えすることは困難である」と答弁しました。しかし文脈を理解すれば「工作船と考えられるような武装の可能性のある船舶」からの電波通信を傍受したかという意味であることは明らかです。海上保安庁は海上無線の傍受をしていないのですか。政府の認識をお示しください。さらに私が前回質問主意書で問うた九つの日付において、当該地域の海上での不審な電波通信を傍受しましたか。その認識をお示しください。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねの「この二隻」については、それぞれ昭和五十二年七月二十三日及び同年十月十七日に海上保安庁が確認した。

二について

お尋ねの「昭和五十三年七月七日」、「昭和五十三年七月三十一日」及び「昭和五十三年八月十二日」については、先の答弁書(令和三年十月十五日内閣参質二〇五第三号)二についてでお答えしたとおり、「能登半島沖不審船事案における教訓・反省事項」(平成十一年六月四日関係閣僚会議了承)において「不審船」と定義された「工作船と考えられるような武装の可能性のある船舶」を海上保安庁が確認した事例はない。

三について

海上保安庁は、海上の安全及び治安の確保を図ることを任務としており、必要な情報収集活動及び捜査活動を行っているところであるが、お尋ねの「海上無線の傍受」を含め、その具体的な手法については、これを明らかにすることにより、今後の情報収集活動及び捜査活動に支障を及ぼすおそれがあることから、お答えを差し控えたい。

参議院の原文

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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