Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 参議院 第217回

衛星画像を活用した下水道管等のインフラ設備の点検に関する質問主意書

参議院 第217回 第25号お答えすることは困難 ×1

提出者
参議院
提出日
2025年2月10日
内閣転送 2025年2月17日
答弁書受領日
2025年2月21日
提出から11日
答弁の項目数
3
質問 964字/答弁 821字

質問本文

令和七年一月二十八日に埼玉県八潮市において発生した下水道管の破損に起因すると考えられる道路陥没事故を受け、国土交通省は同月二十九日、全国の下水道管理者に対し、今回の陥没事故と同様の箇所について緊急点検(以下「全国緊急点検」という。)を実施するよう要請した。

国土交通省は令和七年一月二十四日、能登半島地震によって甚大な被害が生じた能登六市町の水道施設に対し、衛星画像を活用した漏水調査を実施すると発表しているが、全国緊急点検においては衛星画像の活用など、デジタル技術の積極的な活用については示されていない。また、衛星画像の活用によって漏水調査を効率的かつ効果的に実施していく手法について、現時点では全国の地方公共団体に普及しているとは言い難い。

令和四年から愛知県豊田市、令和六年から三重県伊賀市などにおいて衛星画像を活用した漏水調査が実施されてきたが、全国でこうした手法を積極的に活用していこうとする機運は醸成されていない。

以上を踏まえて、以下質問する。

一 愛知県豊田市、三重県伊賀市において、衛星画像を活用した水道施設の漏水調査が実施されてきたが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の保有する人工衛星だいち四号などによる衛星画像を活用し、水道施設だけではなく下水道施設の調査を行うことは可能なのか明らかにされたい。

二 下水道施設についても衛星画像を活用した調査が可能な場合は、全国緊急点検において、衛星画像の活用を推奨するべきと考えるが政府の見解を示されたい。

三 流域下水道の事業主体は都道府県だが、公共下水道の事業主体は原則市町村である。市町村においては、下水道管の点検及び修繕の必要性を理解していても、それらを実施することが財政的に困難な状況が想定される。埼玉県八潮市と同様の道路陥没事故が発生しないよう、国による財政支援の下で点検及び修繕を徹底していくことが必要と考えるが政府の見解を示されたい。

四 衛星画像の活用によって漏水調査を効率的かつ効果的に実施する手法が、地方公共団体に対して十分に周知されていないと考える。能登六市町と同様に、水道施設等の管理における衛星画像の活用を国が率先して推進すると同時に、地方公共団体に対して係る手法の周知を徹底する必要があると考えるが政府の見解を示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

御指摘の「衛星画像を活用した水道施設の漏水調査」については、一般に、水道管が破損した場合には、地表面又は地表面の近くで漏水が発生するところ、当該漏水について衛星画像を活用して解析及び調査を行うものである。他方、一般に、下水道管が破損した場合には、地表面又は地表面の近くでは漏水が発生しにくいことから、当該漏水について衛星画像を活用して解析及び調査を行うことは、現時点において、技術上の観点から課題があると考えており、お尋ねの「衛星画像を活用し、水道施設だけではなく下水道施設の調査を行うこと」は困難であると考える。

三について

お尋ねについては、令和七年二月七日の衆議院予算委員会において、中野国土交通大臣が「今後、下水道施設のやはり適切な維持管理ということも極めて重要であります。もちろん、技術的な支援もやっておりますけれども、維持管理のうちの施設の点検、調査、あるいはそれに基づく計画的な改築更新等、重要な対策についての財政支援というのは今まで行ってきたところでございますが、引き続き、今回の道路陥没事故を踏まえまして、必要な技術的、財政的支援を行い、強靱で持続可能な下水道システムの構築ということは、国土交通省においても全力で取り組んでまいりたいと思います。」と答弁したとおりである。

四について

お尋ねについては、国土交通省としては、地方公共団体における水道事業の担当者が参加する会議や同省のホームページにおいて、衛星画像を活用した水道施設の維持管理に係る取組の好事例を周知しているところであり、また、水道施設の維持管理に衛星画像を活用する技術を始めとした、上下水道施設の維持管理の高度化及び効率化に資するデジタル技術についてまとめた「上下水道DX技術カタログ」の策定に向けて、現在、当該デジタル技術に関する情報を広く一般から募集しているところであり、同カタログを策定した後、当該担当者に対して周知を行う予定である。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる