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公的医療保険におけるいわゆる低価値・無価値医療を特定する仕組みの有無等に関する質問主意書

参議院 第217回 第65号お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×3

提出者
参議院
提出日
2025年3月18日
内閣転送 2025年3月24日
答弁書受領日
2025年3月28日
提出から10日
答弁の項目数
3
質問 1,038字/答弁 719字

質問本文

一般的に、低価値医療は価格に見合うだけの健康増進効果がない医療サービス、無価値医療は患者の健康増進に寄与しないというエビデンスがある医療サービスのことを指す。医療の質を向上させ、無駄な医療費を削減するために、低価値・無価値医療の削減が世界的な課題となっている。我が国においても、近年、医療経済学や保健医療分野において、低価値・無価値医療が多く存在することが指摘されている。限られた公的医療保険財源を適切に活用し、より有効な医療サービスへと財源を振り分けるためには、低価値・無価値医療を特定し、公的医療保険の適用範囲を見直す必要があると考える。

以上を踏まえ、以下質問する。

一 公的医療保険において、低価値・無価値医療を特定する仕組みは制度上存在するか示されたい。また、現行の診療報酬体系や医療技術評価の仕組みの中で、これらを明確に特定し、管理する制度があるか示されたい。

二 低価値・無価値医療を公的医療保険の適用範囲から除外するための仕組みは制度上存在するか示されたい。存在しない場合、新たに仕組みを設けることについて政府の見解を示されたい。

三 今後、公的医療保険における低価値・無価値医療を適正に評価し、除外する制度を構築すべきと考える。その際、科学的根拠に基づいた評価基準を設け、客観的かつ透明性の高い手続を整備すべきと考えるが、政府の見解を示されたい。

四 低価値・無価値医療の特定と管理のために、必要なデータを整備・公開すべきと考える。保険診療データや臨床評価データを収集・分析することで、適正な医療サービスの提供を促進できると考えるが、政府の見解を示されたい。

五 利益相反のない第三者によるアドバイザリーボードを設置し、低価値・無価値医療の特定及び公的医療保険適用の見直しを進めるべきと考える。政策決定に当たって、医療提供者や製薬業界等との利害関係のない専門家を含む独立した評価機関を設置することについて政府の見解を示されたい。

六 前記三~五と同様の取組を介護分野においても進めるべきと考える。介護保険制度においても、効果が乏しいサービスや過剰なケアが行われている。介護分野においても、低価値・無価値サービスの特定と見直しを行うべきと考えるが、政府の見解を示されたい。

質問主意書については、答弁書作成にかかる官僚の負担に鑑み、国会法第七十五条第二項の規定に従い答弁を延期した上で、転送から二十一日以内の答弁となっても私としては差し支えない。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一から三まで及び五について

御指摘の「低価値・無価値医療」については、政府として定義していないため、お尋ねについてお答えすることは困難である。なお、医療行為の有効性等については、例えば、診療報酬上の評価に当たり、公正中立な立場にある学識経験者を委員に含む中央社会保険医療協議会において、科学的な根拠に基づく評価等を行っているところである。

四について

お尋ねの「低価値・無価値医療の特定と管理のために、必要なデータを整備・公開」し、「適正な医療サービスの提供を促進」の意味するところが明らかではないため、お答えすることは困難である。なお、御指摘の「保険診療データや臨床評価データ」の意味するところが必ずしも明らかではないが、例えば、厚生労働省においては、高齢者の医療の確保に関する法律(昭和五十七年法律第八十号)第十六条第一項の規定により、「医療に要する費用に関する地域別、年齢別又は疾病別の状況」や「医療の提供に関する地域別の病床数の推移の状況」等の医療保険等関連情報について調査及び分析を行い、その結果を公表することなどにより、医療に要する費用の適正化を総合的かつ計画的に推進することとしているところである。

六について

御指摘の「効果が乏しいサービスや過剰なケア」の意味するところが必ずしも明らかではないが、いずれにせよ、御指摘の「低価値・無価値サービス」については、政府として定義していないため、お尋ねについてお答えすることは困難である。なお、介護に係る「サービス」の在り方については、その質を確保する等の観点から、例えば、社会保障審議会介護給付費分科会等において、必要な調査等を行いながら、適切な評価等を行っているところである。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×3

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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