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国家公務員法附則第九条による試験に関する質問主意書

参議院 第7回 第15号

提出者
参議院
提出日
1950年1月19日
内閣転送 1950年1月26日
答弁書受領日
1950年2月1日
提出から13日
答弁の項目数
0
質問 461字/答弁 847字

質問本文

国家公務員法附則第九条に基いて一月十五日行われた公開競争試験は、わが国官吏制度上画期的な方式を示すものであるが、その試験結果の重要性にかんがみ、左記諸点を明らかにせられんことを要求する。

一、右試験の出題並びに解答方法は、課題に対する解答を、示された解答案中から選出する形式をとつているが、客観的な唯一の正解があり得るかどうか疑問に考えられる。課題によつては主観的にのみ解答し得るものがあり、従つて採点の主観性があると思うが見解を承りたい。

二、もし各問題について、正解が唯一つのみ示され得るとすれば、一月十五日行われた試験の全問題について、その正解が何であるかを示されたい。また、正解が複数あり得るとすれば、それを示されたい。

三、かかる形式によつて行われた試験により、受験者の如何なる能力を判定せんとしたものであるかを明らかにせられたい。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

一、一月十五日に行われた一般行政の試験については、人事院としては、色々の資料及び経験等に基いて客観的に正当と認められる唯一の解答を用意しております。

人事院においては問題の解答の客観性を更に確実にするため試験の採点を行う外各問題の解答の分布状態を客観的に差別が現れている基準と照合してその問題の適否を判定します。

その際解答の分布の状態によつては、充分検討の上更に正答を加えるとか或は問題そのものについて再考慮を行う等問題の解答の客観性の確保に遺憾なきを期しているのであります。

二、人事院において現在使用しております形式の試験問題はその作成がきわめて困難であります。

従つて識別度の高い優良な問題はこれを保存して将来使用することもあります。又試験の結果によつて重要な位置の人々を次ぎ次ぎに配置換えするには数ケ月を要する次第でありまして、其の間に若し成績が漏れることがあつては行政運営上少からず支障が生じますので人事院としてはこの試験問題は公表しないこととしております。もつとも今回の試験につきましては一月十五日に参考のために四題だけ公表いたしましたのでこれについて正解を発表することは差支えないと考えていますがこれも問題分析の終了後にいたしたいと思つております。

三、一月十五日の試験は受験者の一般行政能力を見るために行われたものであります。

官庁における監督者はその機関の目的を達成するのに職員を最も能率的に働かし、予算を最も経済的に使用し、設備を最も効果的に使用していくことが肝要であります。その見地から組織、人事行政、財務管理、事務管理等の分野が重要性を帯びてくるのでありまして此等の分野に於ける色々の問題をどう解決するかという事によつて、監督的地位にある職員の一般的行政能力を判定することができます。

尚その様な能力は筆記試験だけで判定できるものではなく、このほかに学識、人物、職歴等も同様に判定の対象となります。従つて此の試験はそれら一連の試験の一部と考えていただきたいと思います。

参議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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