ことばで探す › 参議院 第7回
花き園芸に関する質問主意書
参議院 第7回 第25号
質問本文
花き園芸は文化の進むに伴い発展する傾向をもつているが、最近、食糧事情の緩和と、貿易振興に促されて、わが国の花き園芸も漸く回復発展の気運が見受けられる。殊にわが国集約農業の特殊性から、花き種苗球根類の海外輸出は将来輸出農産物中相当重要の地位を占めるものと考えられる。
このような情況の下に於て、花き園芸の発展に対して、如何なる考慮を払いつつあるか、左記数点について明らかにせられたい。
一、戦時中遅れた花き園芸の水準を高めるため、海外より新品種純系種等の輸入を計ることが急務と考えるのであるが、これを促進する方針を考えているかどうか。
二、花き園芸の水準を高め、これが保護発展を図るためには、農産種苗法第七条により農林大臣の指定する種苗中に花きを加えるべきであつて、これを欠くことは、育種家に不安を与え、新品種作出に対する刺戟を弱めることになる。これはわが国花き園芸の進歩をさまたげ、対外的な発展にも著しい支障を来すことが考えられるので、速かに右の指定をなすべきであると思うが、その意思があるかどうか承りたい。
三、戦後最近迄の花き種苗類の輸出入情況並に将来に対する見通しについて、種類別に数字を示して説明されたい。
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話:03-3581-3111(大代表)
アクセス
利用案内
著作権
免責事項
プライバシーポリシー
サイトマップ
© 参議院
政府答弁書
一、我国の花き園芸は、戦争以来あまりふるわなかつたが、最近の農業事情や、貿易事情から漸次復興を見ている。
農林省においては、戦時以降退歩又は絶滅した花きの改良増殖を図るべく、戦後間もなく関係方面にその改良増殖のもととなる花きの原種子の輸入を懇請していた。
これに対しては関係方面の好意によつて、既に昭和二十三年十二月米国より一、二年生花き種子等約二〇種、二三、三七五ポンドの輸入をみたので、これ等は直ちに花き関係のある農事試験場や種苗生産業者等へ配付し、その活用を図つてきた。
而して花き種苗の今後の輸入については自由輸入態勢に加え、更に欧米各地域よりの輸入資金の割当上、次の様に計画している。
輸入資金計画(昭和二十四年度一―三月)
花き種子類
三、〇〇〇弗
バラ等花き苗木類
五〇〇〃
グラヂオラス等球根類
一、二〇〇〃
二、次に花き園芸に関しても農産種苗法の活用を図るべきであることに鑑み、同法による農林大臣の指定種苗中に花き類を加えて、新品種の名称登録の道を拓くこと、その他について今国会に同法の一部改正法案を提出中である。
三、戦後における花き種苗の輸出入状況は次の通りであつて、特に輸出については米国を主とする海外の需要を考える時、今後我国の花き種苗は優良種の作出、増殖と生産コストの低下を図ればその将来は相当期待すべきものがあるものと考える。
(一) 輸 出
年 次
花 百 合 根
チユーリツプ球根
オールダブルペチニア種子
一般花き種子
千球
千球
オンス
ポンド
昭和二十一年
二一
―
―
二十二
四九六
―
―
三、三〇〇
二十三
九一三
二九〇
四〇
二十四
一、八〇〇
四七四
一五〇
(二) 輸 入
花き種子
昭和二十三年
二三、三七五ポンド(前述)
似た質問主意書
件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。