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パーキンソン病の難病指定等に関する質問
参議院 第84回 第5号お答えすることは困難 ×1
質問本文
パーキンソン病の難病指定等に関する質問主意書
パーキンソン病は、現在のところ発病原因が不明で、根本的治療方法もないといわれている。それにもかかわらず国による難病としての指定がなされておらず、患者は放置されている。ところでこの病気は、振戦や筋肉の硬直から来る歩行障害・言語障害・書字障害などの症状が生じ、患者は日々進行するこれらの症状をどうすることもできず、長く苦しい闘病生活を続けざるをえないのが現状である。そのうえ、この病気による失業、高騰する医療費や交通費等のために家庭の崩壊にさえいたつている例も多いと聞いている。
そこで、以下の諸点について質問する。
一 国の難病指定の基準はどうなつているか。また、現在難病に指定されているものにはどういうものがあり、それらに対していかなる施策がなされているか伺いたい。
二 国はパーキンソン病を難病に指定する方向を打ち出しているようであるが、患者の実態調査及び救済に関する施策をいつまでに行う予定であるか伺いたい。
三 パーキンソン病の発病原因を究明するため、国による原因究明の体制づくりを急ぐべきものと考えるがどうか。
四 パーキンソン病の根本的治療方法を国によつて早急に開発すべきものと考えるがどうか。また、患者に対する療養生活指導も行うべきものと考えるがどうか。
五 いつでも、どこでも、誰でもパーキンソン病の診察・治療が受けられるように全国各地に国(公)立神経病院を早急に開設し、また専門医を早急に育成すべきものと考えるがどうか。
右質問する。
政府答弁書
一について
現在、原因不明、治療方法未確立であり、かつ、後遺症を残すおそれが少なくない疾病を特定疾患とし、これら特定疾患について、調査研究の推進、医療費の自己負担の解消及び医療機関の整備の三点を柱として対策を推進している。ただし、既に別個の対策の体系が存するものについては、この対策の対象から除外している。
昭和五十二年度において医療費の自己負担解消のため治療費補助を行つている特定疾患は、ベーチェット病、多発性硬化症、重症筋無力症等の十九疾患である。
二から四までについて
パーキンソン病については、昭和五十一年度以降、全国の専門家によつて構成される調査研究班を設置し、原因究明及び治療方法の確立のため、患者の実態の調査を含めて調査研究を進めてきたところであり、医療費の自己負担解消のための治療費補助については昭和五十三年度から行うことを検討している。
なお、患者に対する療養生活指導については、それに要する人材確保等の点で問題があり、当面行うことは困難である。
五について
パーキンソン病の診断及び治療については、神経内科を有する医療機関において行われている外、その他の医療機関においても内科、神経科等各種の診療科の連携の下に行われており、今後とも推進を図つてまいりたいが、国公立の神経病院を全国各地に設置することは考えていない。また、専門の医師については、前述の調査研究班の研究成果の普及等を通じ、その育成に努めているところである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。