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厚木基地の米軍機離着陸訓練に関する質問主意書

衆議院 第101回 第52号

提出者
衆議院
提出日
1984年8月8日
内閣転送 1984年8月8日
答弁書受領日
1984年8月21日
提出から13日
答弁の項目数
4
質問 556字/答弁 491字

質問本文

衆議院議長 ※(注)永健司 殿

厚木基地の米軍機離着陸訓練に関する質問主意書

先月十七日から始まつた米空母「ミッドウェー」艦載機による夜間連続離着陸訓練(タッチ・アンド・ゴー)は、米海軍厚木基地周辺に最高百二十一ホンの騒音をまき散らし、また、テレビ、ラジオの受信障害を引き起こすなど、市民生活に多大の悪影響をもたらしている。

そこで、次の諸点について質問する。

一 七月十七日から八月二十五日まで予定されている同基地における離着陸訓練の訓練内容、時間帯などについて、政府は米海軍からどのような通告を受けていたか。

二 政府は緊急に現地を調査する意向はないか。

三 同基地周辺の大和、綾瀬、相模原、座間市などの各市長は、同基地司令官を訪れ、再三再四、訓練の中止を申し入れているが、現在のところ陳情は無視され、訓練は続行されている。政府としても訓練の中止、若しくは訓練時間の変更を含めた要求を米海軍に早急に申し入れるべきと考えるがどうか。

四 政府は同基地周辺市の一部を防音区域に指定し、各家庭への防音対策を実施しているわけだが、実際上、指定区域外でも騒音はひどい状況であり、この際、指定地域の拡大を検討すべきと考えるがどうか。

また、NHKの受信料の減免地域の拡大も併せて検討すべきと考えるがどうか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

米軍から、第五空母航空団による夜間着陸訓練の計画について次のとおり通報があつた。

二について

厚木飛行場周辺における航空機騒音の実態を把握するため、継続して調査を実施している。

三について

政府としては、本件訓練が空母艦載機パイロットの練度の維持・向上、ひいては日米安保体制の効果的運用のために必要欠くべからざるものであると理解しているが、他方、本件訓練による騒音が周辺住民にとり深刻な問題になつていることは十分承知しており、本件訓練の周辺住民に与える影響については、今後とも十分配意していく考えである。

四について

防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律(昭和四十九年法律第百一号)第四条に規定する第一種区域については、航空機の騒音が一定の値以上である区域を基準として、関係地方公共団体の意見を聴取の上指定している。航空機の騒音については引き続き調査を行つており、その結果により所要の措置を講ずる考えである。

また、放送受信障害対策事業助成区域については、全国の自衛隊等の飛行場周辺の地域における第一種区域の指定状況を踏まえ慎重に検討する考えである。

右答弁する。

衆議院の原文

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