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性病予防に関する質問主意書

衆議院 第13回 第53号

提出者
衆議院
提出日
1952年7月18日
内閣転送 1952年7月19日
答弁書受領日
1952年7月25日
提出から7日
答弁の項目数
0
質問 249字/答弁 477字

質問本文

衆議院議長 林 讓治 殿

性病予防に関する質問主意書

日本の独立もようやく完成し、いよいよ国際社会に伍して日本の再建にまい進すべき秋、戰争による疲弊、混乱によつて生じたる風紀のびん乱は未だ矯正せられず、街娼の進出きわめて多きは、国家の体面上、且つまた、国民衛生の上に看過すべからざるのみならず重大なる障害を及ぼしている。

よつて各地区にいわゆる赤線区域を認め、街娼の徹底的取締を断行し、性病の絶滅を期すべきであると思うが、この現状に対し、政府はいかなる施策を有するや、詳細に承りたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

売いん常習者が、風紀のびん乱及び性病のまん延の重要な原因となつていることは疑のないところであつて、その風紀の取締については、刑法、軽犯罪法、道路交通取締法及び一部地方の売春取締條例等によつて、警察取締を実施してきており、この結果これらの対象となつたもの(性病予防法の対象となつたものを含む。)は、昭和二十四年において五六、六八〇人、同二十五年には五二、〇七四人、同二十六年には四一、二六〇人に達している状況である。

これら売いん常習者の性病対策については、前記取締にあわせて性病予防法によつて、関係機関の密接な連絡協力の下に実施してきたのであります。しかしながら性病は、売いん常習者の間にのみ存在するものでなく、且つ、売いん常習者を一定地域に集めることも、性病予防上必ずしも万全の策とはいい難く、一面短所も認められることは従前の公娼時代の実情にかんがみても推測できるところである。従つて今後とも状況に応じて前記取締を継続実施するはもちろん、散在たると集団たるとを問わず、すべて売いん常習者に対しては性病予防上強力な予防対策を行う考えである。

右答弁する。

衆議院の原文

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