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函館空港における東京路線のナイトステイの実現に関する質問主意書

衆議院 第132回 第4号

提出者
衆議院
提出日
1995年4月26日
内閣転送 1995年5月8日
答弁書受領日
1995年6月9日
提出から44日
答弁の項目数
4
質問 634字/答弁 952字

質問本文

函館空港における航空機の発着時刻は、本年四月の東京路線の場合、始発は函館発9時10分(全日本空輸)、終着は函館着18時25分(日本航空)である。これは、旅客輸送実績において類似する他の空港に比べ、始発時刻が著しく遅く、終着時刻は著しく早い。

そのため、東京への日帰り業務が困難である等、経済活動その他に著しい支障を生じ、公共の福祉を阻害している現状にある。

その原因としては、他の類似空港で行われているいわゆる「ナイトステイ」が、函館空港においては行われていないことによると思料される。

そこで、函館空港における航空機の「ナイトステイ」の実現に関し、次の事項について質問する。

一 国内空港における東京路線のためのナイトステイの状況はどのようになっているか。また、ナイトステイを実施している各該空港における東京路線の年間旅客輸送実績はどのようになっているか。

二 函館空港に比較して東京路線の年間旅客輸送実績が下回る空港でナイトステイが行われているが、それらの空港でナイトステイが可能となっている理由は何か。

三 函館空港において、現在ナイトステイが行われていない理由は何か。

四 函館空港において、今後ナイトステイが可能になるためには、どのような条件が整うことが必要であるのか。

五 函館空港における現行の発着時刻は、「公共の福祉を阻害している事実がある」と思料されることから、航空法第百十二条に基づき「事業計画を変更すること」を命ずるべきではないか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

平成七年五月八日現在、国内の空港等であって、当該空港等と東京国際空港との間を結ぶ路線においていわゆるナイトステイが行われているものは、新千歳空港、富山空港、小松飛行場、大阪国際空港、関西国際空港、広島空港、山口宇部空港、徳島飛行場、高松空港、松山空港、高知空港、福岡空港、長崎空港、熊本空港、大分空港、宮崎空港、鹿児島空港及び那覇空港の計十八である。また、ナイトステイが行われている各空港等と東京国際空港との間を結ぶ路線における年間旅客輸送実績については、別紙のとおりとなっている。

二及び三について

函館空港と東京国際空港との間を結ぶ路線の年間旅客輸送実績は、平成五年度において約百二十一万人となっている。東京国際空港との間の路線における年間旅客輸送実績が函館空港を下回る空港等においてナイトステイが行われているが、各空港等におけるナイトステイの実施については、各空港等発着路線の需要動向、ナイトステイの実施に伴って追加的に発生する費用、効率的な機材繰り等を総合的に勘案した上で、各航空運送事業者が判断しているところである。

四について

函館空港と東京国際空港との間を結ぶ路線におけるナイトステイの実施については、二及び三についてにおいて掲げた各事項を総合的に勘案した上で、各航空運送事業者が判断しているところである。

五について

平成七年五月八日現在、函館空港と東京国際空港との問を結ぶ路線においては、函館空港発初便の出発時刻が午前九時(全日本空輸株式会社)、東京国際空港発最終便の到着時刻が十八時二十分(日本航空株式会社)となっているが、需要の動向、航空運送事業の適正な運営の確保等にかんがみ、現行の発着時刻が公共の福祉を阻害している事実があるとは認められない。したがって、航空法(昭和二十七年法律第二百三十一号)第百十二条に規定されている事業改善の命令を出す必要はないと認識している。

(別紙)

ナイトステイが行われている各空港等と東京国際空港との間を結ぶ路線における年間旅客輸送実績

注 1.ナイトステイ実施空港等は、平成7年5月8日現在である。

注 2.東京路線年間旅客輸送実績は、平成5年度実績である。なお、関西国際空港の開港は平成6年9月4日であるため、平成5年度実績はない。

衆議院の原文

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