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「全国学力テスト」に関する質問主意書
衆議院 第162回 第102号
質問本文
文部科学省は二〇〇六年度から「全国学力テスト」を実施する方針を示し、関連経費を来年度予算の概算要求にも盛り込むようである。
従って、次の事項について質問する。
一 「全国学力テスト」の実施方法について
(1) 「全国学力テスト」の実施主体、対象者、教科、実施の目的は何か、について答弁されたい。
(2) 問題作成者、問題作成にあたっての公正性、守秘性をどのように確保するのか、について答弁されたい。
(3) テスト結果などの個人情報をどのように守るのか。また、テスト結果などを情報公開法に基づいて請求された場合、どのように対応するのか、について答弁されたい。
二 「全国学力テスト」の実施と、詰め込み教育、学力偏重主義、学校間の序列化などについて
(1) 「全国学力テスト」の実施が、学力以外の能力や個性、特性を大切にする教育から、学力偏重主義など、学校間の序列化を助長するものにならないかとの国民の危惧にどのように応えるのか、について答弁されたい。
(2) 「全国学力テスト」の実施がクラスや学校の平均点を下げることにもなりかねないとされる、知的障害児・発達障害児などの子どもたちが、普通学級から排除されたり、差別されたりすることにつながり、障害者基本法などで保障されている「共同・交流学習」に支障をきたすことになるのではないかとの国民の心配にどのように応えるのか、について答弁されたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
「経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇五について」(平成十七年六月二十一日閣議決定)において、「児童生徒の学力状況の把握・分析、これに基づく指導方法の改善・向上を図るため、全国的な学力調査の実施など適切な方策について、速やかに検討を進め、実施する」としており、お尋ねのような全国的な学力調査の具体的な実施方法、調査結果の取扱い等については、現在、中央教育審議会の審議等を踏まえて検討を進めているところである。
二について
本年五月二十三日に行われた中央教育審議会義務教育特別部会における審議経過報告において、「各教科の到達目標を明確にし、その確実な修得のための指導を充実していく上で、子どもたちの学習の到達度・理解度を把握し検証することは極めて重要である。客観的なデータを得ることにより、指導方法の改善に向けた手がかりを得ることが可能となり、子どもたちの学習に還元できることとなる。このような観点から、子どもたちの学習到達度についての全国的な調査を実施することが適当である。なお、実施に当たっては、子どもたちに学習意欲の向上に向けた動機付けを与える観点も考慮しながら、学校間の序列化や過度な競争等につながらないよう十分な配慮が必要である。」等の意見が示されている。こうした意見等を参考にしながら、全国的な学力調査の適切な実施方法や内容等について検討を進めているところである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。