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「三島返還」についてのイズベスチヤ紙報道に関する質問主意書
衆議院 第165回 第36号お答えすることは困難 ×1
質問本文
一 二〇〇六年九月二十九日付産経新聞は、「日本が三島決着の用意」と題し、
「ロシアの親プーチン政権派有力日刊紙イズベスチヤは二十八日、一面トップで安倍晋三首相率いる新しい日本政府が北方領土問題でロシアに対し譲歩し、『三島返還』で決着を図る用意があると大々的に報じた。
『島を分けるときがきたのか?』との見出しを掲げた同紙は、麻生太郎外相が二十七日、北方領土問題について『これ以上、二島か四島かで勝ち負けを議論してもらちがあかない。双方が譲歩しなければ解決されない問題だ』と発言したと紹介し、日本が『センセーショナルな動きを見せ始めた』としている。(モスクワ 内藤泰朗)」
との内容の記事を掲載しているが、外務省は右記事を承知しているか。
二 在ロシア連邦日本国大使館は、一で言及された二〇〇六年九月二十八日付イズベスチヤの記事(以下、「イズベスチヤ記事」という。)を公電で外務本省に報告しているか。報告しているならば当該公電の到着日、時、分を明らかにされたい。
三 「イズベスチヤ記事」の内容を明らかにされたい。
四 「イズベスチヤ記事」で報道された内容は日本政府の見解を正しく反映しているか。
五 「イズベスチヤ記事」に関して、外務省はイズベスチヤ紙に対して何らかの働きかけをしたか。
六 二〇〇六年九月二十七日に麻生太郎外務大臣が行った「『二島でも駄目だし四島も受け入れられないということなら三島か』というような言い方」(同年同月二十八日の坂場三男外務報道官発言)が日露関係にどのような影響を与えたと外務省は分析、評価しているか。
右質問する。
政府答弁書
一について
御指摘の報道については、外務省として承知している。
二について
御指摘の公電は、平成十八年九月二十八日午後十一時三十六分に外務省において受信した。
三について
お尋ねの記事の主な内容は、次のとおりである。
日本の新政権が係争中の島々を事実上分割することをロシアに提案するという衝撃的なイニシアティブを打ち出した。
麻生外務大臣は、「相互の譲歩がなければ、いずれの側も利益を決して得ることができない。決断が外務大臣ではなく首脳によって下された時にのみ対話は成功を収めることになるだろう。」と述べた。
麻生外務大臣は、「四でも二でもないその間の何か」という形で問題の解決を模索する提案を行った。この立場は、九月九日のプーチン大統領の言葉に対する答えである。プーチン大統領は、「日本とは、領土的性質を持つものも含め、我々はすべての係争問題を解決したい。我々はこれらの問題を凍結することを望んでおらず、解決したいと心から考えている。ただし、ロシアにとっても日本にとっても受入れ可能な条件の下においてである。」と述べた。
四から六までについて
平成十八年九月二十七日に行われたインタビューにおける麻生太郎外務大臣の発言の趣旨は、北方領土問題に関する従来の政府の方針等を踏まえたものであり、右に述べた発言が、御指摘の「日露関係にどのような影響を与えた」かについては、一概にお答えすることは困難である。麻生太郎外務大臣の発言の趣旨については、坂場三男外務報道官が、平成十八年九月二十八日の記者会見において、御指摘の記事の内容等も踏まえ、説明した。外務省としては、御指摘の報道機関に対し特段の働きかけは行っていない。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。