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プーチン・ロシア大統領就任後の北方領土交渉に係る外務省幹部の発言等に関する質問主意書
衆議院 第180回 第311号
質問本文
本年六月十七日付朝日新聞四面に、「北方領土 まず『始め』 十八日、首相・プーチン大統領初顔合わせ 足元の議論 固まらぬ日本」との見出しの記事(以下、「朝日記事」とする。)が掲載されている。右を踏まえ、質問する。
一 政府、外務省は「朝日記事」を読み、その内容を把握しているか。
二 「朝日記事」に「日本政府は前任のメドベージェフ氏よりもプーチン氏の方が領土問題に理解があると見るが、『始め』に対応する妙案があるわけではない。外務省幹部は『今回は「始め」の号令をかけるだけだ』と語る。」との記述があるが、右を外務省は承知しているか。
三 二の記述にある外務省幹部とは誰か。その者の官職氏名を明らかにされたい。
四 本年三月一日、ロシアのプーチン大統領は、大統領選挙に当選する前、外国報道関係者との懇談の中で、朝日新聞社の若宮主筆に対し、自身が大統領に当選をした後、ロシアと日本の外務省に対し、交渉を始めるよう号令をかける旨、「始め」という日本語を用いて述べているが、右のプーチン大統領の発言に対する外務省の評価如何。
五 四のプーチン大統領の発言を受け、現在に至るまで、政府とロシア側との北方領土交渉はどのような状況にあるか。プーチン大統領が、「始め」の号令をかけるとする発言をした通り、政府、外務省としても交渉進捗に全力を尽くしているか。
六 三の者が二の記述にある話をしたことは適切であったか。外務省の見解如何。
七 「朝日記事」に「外務省幹部は『「二か四か」という亡霊が歩いているうちは答えを出せない。プーチン氏の言う「引き分け」の中身まで、とても議論できる状況ではない』と話す。」との記述があるが、右を外務省は承知しているか。
八 七の記述にある外務省幹部とは誰か。その者の官職氏名を明らかにされたい。
九 我が国として、歯舞、色丹、国後、択捉の四島の返還ではなく、それよりも少ない、例えば二島だけの我が国への返還または帰属確認をもって、ロシアとの間に存在している北方領土問題の最終的解決並びに日ロの平和条約締結を目指すという方針を過去に有したことはあるか。確認を求める。
十 現在政府、特に外務省内において、北方領土問題に関しあくまで四島の返還を求める、または二島だけの返還を目指すといった意見の対立は存在しているか。
十一 八の者が七の記述にある話をしたことは適切であったか。外務省の見解如何。
右質問する。
政府答弁書
一から三まで、六から八まで及び十一について
御指摘の記事にある御指摘の記述については承知しているが、個々の報道の内容に関し、政府として答弁することは差し控えたい。
四及び五について
外務省としては、御指摘の本年三月一日のプーチン・ロシア連邦首相(当時)の発言は、北方領土問題の解決に意欲を示したものであると受け止めている。政府としては、当該発言以降、同月五日の野田内閣総理大臣とプーチン・ロシア連邦首相(当時)との電話会談、同年四月十一日の日露外相会談、同年五月十一日の野田内閣総理大臣とプーチン・ロシア連邦大統領との日露首脳電話会談、同年六月十八日の野田内閣総理大臣とプーチン・ロシア連邦大統領との日露首脳会談等を通じて、同問題を解決すべく精力的に取り組んでいるところである。
九及び十について
北方領土問題に関する政府の基本方針は、北方四島の帰属の問題を解決してロシア連邦との間で平和条約を締結することでこれまで一貫しており、政府が一体となって、当該基本方針の下、北方領土問題を解決すべく精力的に取り組んでいるところである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。