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インド洋上におけるパキスタン艦船への補給に関する再質問主意書

衆議院 第168回 第108号

提出者
無所属
提出日
2007年10月11日
内閣転送 2007年10月15日
答弁書受領日
2007年10月19日
提出から8日
答弁の項目数
2
質問 1,000字/答弁 523字

質問本文

先に提出した、「インド洋上におけるパキスタン艦船への補給に関する質問主意書」に対する答弁書(以下「答弁書」という。)を踏まえ、以下の点につき、再度質問する。

答弁書五及び六において、「パキスタンの艦船については、純度の高い燃料が必要であると承知しており、海上自衛隊の補給艦は、自艦に装備している燃料清浄こしを使用して清浄した燃料を提供しているところである」「御指摘の谷内外務事務次官の発言もこのような認識に基づいたものであると承知している」としているが、

一 補給艦が燃料清浄器を装備しているのは、海上自衛隊の補給艦だけか。米国、英国の補給艦は清浄器を装備していないのか。既に吉川榮治海上幕僚長が平成十九年九月十一日の記者会見で「(普通であれば)他の国の補給艦にも清浄器はある」と明らかにしているし、米国の補給艦の方が海上自衛隊より格段性能の良い清浄器を有していることも自明の事実である。あらためて、政府の認識を問う。

二 谷内正太郎外務事務次官は、平成十九年九月十日の記者会見において「パキスタンの海軍の船と自衛隊の自衛艦が供給する油、これは自動車で言えばハイオクを使わなくてはならない」と発言した。しかし、先の答弁書(平成十九年十月二日閣議決定・内閣衆質一六八第三六号「「米海軍中央司令部&第五艦隊」のホームページに関する質問に対する答弁書」)で政府も認めたように、海上自衛隊の補給艦が給油する油も、米英等NATO諸国が使用している「F−七六」である。

およそ事務次官が公の場で発言する以上、それなりの根拠をもって発言するものと承知しているところ、事務次官が、パキスタン船が「自動車で言えばハイオクを使わなくてはならない」と判断するに至った根拠を述べられたい。給油実態をどう精査した上での発言だったのか。再度質問する。

三 谷内外務事務次官の発言は、国政の重要課題について、国民の判断を惑わす、誤った情報を提供したという意味で、極めて不適切な発言である。よって以下質問する。

�@ 谷内外務事務次官は、あらためて、速やかに公の場で自らの発言の訂正と謝罪をすべきと考えるがいかがか。

�A 谷内外務事務次官の責任を、政府はどう国民の前で明らかにしていくのか。

四 以上を踏まえ、あらためて、パキスタン艦船への給油が、海上自衛隊の補給艦でなければならない理由について、政府の見解を問う。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

他国の艦船の構造に係る事項については、詳細が明らかにされているわけではないが、燃料を自艦のエンジンに供給する前に清浄するためのいわゆる燃料清浄器は、艦船の構造上一般に設けられている装置であり、その性能の違いは別として、米国及び英国の補給艦も保有していると考えられる。

二から四までについて

他国の事情の詳細について承知しているわけではないが、先の答弁書(平成十九年十月五日内閣衆質一六八第五七号)五及び六についてでお答えしたとおり、パキスタンの艦船については、純度の高い燃料が必要であると承知しており、このため、海上自衛隊の補給艦は、自艦のエンジンに供給する前に清浄するために設けられている燃料清浄こしを使用して清浄した燃料をパキスタンの艦船に対して提供しており、また、パキスタンのムシャラフ大統領は、我が国の補給活動はテロとの闘いを継続する上で不可欠である旨述べており、我が国からの給油が、パキスタンの艦船が海上阻止活動に参加する上で重要な要素となっていることは確かであると認識している。

御指摘の谷内外務事務次官の発言もこのような認識に基づいたものであると承知しており、御指摘のように「極めて不適切な発言」であるとは考えていない。

衆議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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