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拉致問題を巡る官房長官と外務大臣の対立に関する質問主意書
衆議院 第168回 第161号お答えすることは困難 ×1個別の事案 ×1
質問本文
二〇〇七年十月二十六日、高村正彦外相が午前の記者会見で北朝鮮による日本人拉致問題に触れ、「何人かでも帰国すれば進展であることは間違いない」と表明し、一方で町村信孝官房長官が同日午後の記者会見で、右の高村外相の発言(以下、「高村発言」という。)に対して「それを言って何か意味があるのか。相手に付け入る隙を与えるだけだ」「関係者にあたかも何人かが帰ってきそうだ、ウチは入っているんだろうかとあらぬ誤解を招く」との発言(以下、「町村発言」という。)をしたと報じられている。右を踏まえ、以下質問する。
一 一般に、官房長官が他の閣僚の発言を公の場で批判することは、我が国の国益に資するものか。政府の見解如何。
二 町村官房長官は、「高村発言」の意味、内容を十分精査した上で「町村発言」を行ったのか、または、「高村発言」の表面的な内容を耳にしただけで行ったのか。
三 二で、町村官房長官が「高村発言」の意味、内容を十分精査せずに「町村発言」を行ったのならば、それは官房長官としては不用意で軽率な発言であったと政府は認識しているか。
四 二で、町村官房長官が「高村発言」の意味、内容を十分精査した上で「町村発言」を行ったのならば、それは閣内不一致にあたると政府は認識しているか。
五 町村官房長官は「町村発言」の中で、「高村発言」は「相手に付け入る隙を与えるだけ」と批判しているが、内閣のスポークスマンである官房長官が公の場で、あたかも内閣の足並みが乱れており、閣内不一致にあたるともとられかねない発言を堂々と行うことこそ、「町村発言」でいう「相手に隙を与えるだけ」になると思料するが、政府の見解如何。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねについては、個別具体的な状況にもよることから、一概にお答えすることは困難である。
二から五までについて
御指摘の町村内閣官房長官の発言は、御指摘の記者会見において御指摘の高村外務大臣の発言に関する指摘を受けて、高村外務大臣を批判するとの趣旨ではなく、一般論として、拉致問題の進展について、拉致問題を解決するという日朝双方の共通認識があって、それに向けて北朝鮮が具体的な行動をとり、解決に向けての途中段階に進めば進展と言えるとの政府の考え方に変更がない旨を明らかにしたものであり、また、政府として、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現するとの方針に変わりはなく、いわゆる閣内不一致には当たらない。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。