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我が国の幹細胞研究に関する質問主意書

衆議院 第171回 第230号お答えすることは困難 ×2

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2009年3月19日
内閣転送 2009年3月23日
答弁書受領日
2009年3月27日
提出から8日
答弁の項目数
4
質問 565字/答弁 783字

質問本文

これまでアメリカでは、ヒト胚性幹細胞研究について、倫理的な理由などによって、連邦予算を支出することに消極的であったと伝えられているが、オバマ政権に移行し、ヒト胚性幹細胞研究への連邦予算の支出を解禁することとされている。

幹細胞(iPS細胞、ES細胞、体性幹細胞)研究は、移植医療に大きな可能性を拓くと言われ、この分野で日本が国際的に優位な立場になることは、日本の将来にとって大きな利点があると言われている。

その一方で、当該分野の研究に対し、日本国内には数多くのルールが存在するため迅速な研究ができず、世界的研究水準に後塵を拝しかねないとの懸念もある。

そこで、幹細胞研究に関し、以下、質問する。

一 幹細胞の樹立、使用について、現在、我が国ではどのようなルールを定めているか。法令、指針及びガイドラインなど形式の如何を問わず、その全ての名称と制定年月日を示されたい。

二 当該分野の世界の研究水準に日本が肩を並べるためには、前記一の法令、指針及びガイドライン等の規制緩和等を早急に検討すべきと考えるが、政府の見解と今後の検討日程を示されたい。

三 当該分野研究について、平成二一年度において政府が措置した予算額を示されたい。

四 前記予算額を、今後は、さらに増額させる必要があると考えるが、政府の見解を示されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

ES細胞(胚性幹細胞)、iPS細胞(人工多能性幹細胞)及び組織幹細胞(体性幹細胞)(以下「ES細胞等」という。)の研究に関するガイドライン等は多岐にわたることから、そのすべてを網羅的にお答えすることは困難であるが、政府においてこれらの研究のために定めた主なガイドライン等としては、ヒトES細胞の樹立及び使用に関する指針(平成十九年五月二十三日文部科学省告示第八十七号。以下「ES指針」という。)及びヒト幹細胞を用いる臨床研究に関する指針(平成十八年七月三日厚生労働省告示第四百二十五号。以下「ヒト幹指針」という。)がある。

二について

ES指針が定めるES細胞を使用する研究の開始に必要な手続等の緩和については、昨年十一月に総合科学技術会議生命倫理専門調査会から「ES指針やその運用上の諸手続について、所要の見直しの検討が行われるべきである。」との意見が出されたことを踏まえ、現在、文部科学省科学技術・学術審議会生命倫理・安全部会において当該手続等の緩和に向けた検討を進めているところである。

また、厚生労働省としては、ヒト幹指針については、ES細胞及びiPS細胞の臨床研究における取扱い、臨床研究に関する倫理指針(平成二十年厚生労働省告示第四百十五号)との整合性等に関する検討を早急に開始したいと考えている。

三について

平成二十一年度予算におけるES細胞等の研究に関する経費は、独立行政法人等に対する運営費交付金、各種の競争的研究資金等の様々な予算に含まれる形で計上しており、当該経費のみを区分して計上していないため、その総額をお答えすることは困難である。

四について

政府としては、我が国が世界に誇る画期的な成果であるiPS細胞を始めとする幹細胞の研究を進めることは、極めて重要なことであり、今後とも必要な予算の確保に努めてまいりたいと考えている。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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