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沖縄県与那国町への陸上自衛隊配備に関する質問主意書
衆議院 第173回 第48号
質問本文
沖縄県与那国町の外間守吉町長と崎原孫吉同町議会議長は、二〇〇九年六月三十日、防衛省で当時の浜田靖一防衛大臣と面会し、同町への陸上自衛隊の部隊配備を要請した。要請の主旨は、(一)尖閣諸島周辺の排他的経済水域内における周辺諸国の動向に対する対処、(二)台風などによる大規模災害発生への対処、(三)自衛隊配備による地域活性化やインフラ整備に対する期待などを挙げている。
国境の島・与那国町では、陸上自衛隊の部隊配備をめぐって住民が二分された。要請を受けて同年七月八日、当時の浜田防衛大臣は与那国町を視察し、現在の防衛大綱に盛り込まれている島嶼防衛や大規模・特殊災害への対応などの観点から、先島諸島への自衛隊配備を検討していく考えを示している。
一方、歴史的な政権交代が実現した後、同年九月二十五日の閣議後記者会見において、北澤俊美防衛大臣は、与那国町への陸上自衛隊部隊配備について「先島諸島の防衛体制を整えることは大事だが、果たしてそこを早急に整備する必要があるのか。いたずらに近隣諸国に懸念を抱かせるようなことはせず、丁寧にやりたい」と述べ、実施しない考えを示した。
私は、北澤防衛大臣が示した考えに賛成するものである。陸上自衛隊の部隊配備による与那国町の地域活性化やインフラ整備に期待をもつべきではない。与那国町は、国境の島としての地理的、歴史的、文化的特性を活かした地域活性化をめざすべきである。
以下、質問する。
一 「与那国島への陸上自衛隊部隊配備は実施しない」旨を述べた本年九月二十五日の北澤防衛大臣の前記発言は、政府の統一見解であると理解し、鳩山内閣における一致した方針であると受け止めてよいか。仮に、政府の統一見解が、前記北澤防衛大臣発言と異なるものであれば、その見解と理由を明らかにされたい。
二 政府は、与那国町を含む沖縄の離島振興と地域活性化、並びに離島におけるインフラ整備について、いかなる政策方針をもって臨むのか、具体的な施策を列挙した上で明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
御指摘の発言は、先島諸島における防衛態勢に関する検討は丁寧に行っていくとの趣旨を述べたものであり、政府としては、与那国島への陸上自衛隊の部隊配備を含む先島諸島における防衛態勢の整備については、我が国を取り巻く安全保障環境等を十分に踏まえて検討していく考えである。
二について
沖縄の離島振興を図ることは、離島住民の生活の安定や県土の均衡ある発展を図る観点から、沖縄の振興にとって重要な柱の一つであると認識している。
このため、政府としては、沖縄振興特別措置法(平成十四年法律第十四号)及び沖縄振興計画に基づき、離島地域の持つ多様性や魅力を最大限に発揮しつつ、地域の活性化を図るため、今後とも沖縄県や関係市町村と連携し、農林水産業や観光・リゾート産業を始めとする産業の活性化、交通基盤や情報通信基盤の整備、個性ある自然や文化などを活かした取組、個々の離島では解決が困難な問題に対する離島間の連携による取組への支援等に努めてまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。