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東京国立博物館の展示表示等に関する再質問主意書

衆議院 第174回 第390号承知していない ×1

提出者
自由民主党・改革クラブ
提出日
2010年4月15日
内閣転送 2010年4月19日
答弁書受領日
2010年4月23日
提出から8日
答弁の項目数
3
質問 987字/答弁 654字

質問本文

東京国立博物館を始めとする独立行政法人の国立博物館において、古九谷を「伊万里古九谷様式」として展示していることに関する質問主意書を本年三月一日に提出し、三月九日に答弁書の送付を受けたが、さらに確認したい点がある。

従って、次の事項について質問する。

一 前回の質問主意書に対する答弁書では、「独立行政法人国立文化機構(以下「機構」という。)が設置する博物館において展示される文化財の表示については、機構の責任において行われているものであり、お尋ねについて政府としてお答えする立場にない」との答弁であったが、国立博物館において「伊万里古九谷様式」と表示したのは、独立行政法人となる以前の平成三年からである。機構が自主的に行ったものではなく、行政直営時の表示を踏襲しているのであり、その説明責任は行政にあることは明白であるから、改めて先に提出した質問主意書の一から三について政府の説明を求める。

二 国指定重要文化財「『古九谷 色絵竹叭々鳥文大皿』がなぜ長年展示されずにいるのか」という質問に対して、「その時々の展示の企画内容等に見合った文化財を選定していると聞いている。」との答弁であったが、戦前戦後を通じて最も高い評価を与えられていた代表作でありながら、古九谷を伊万里古九谷様式として表示され始めた昭和六十年の東京国立博物館主催「日本の陶磁」展では展示されておらず、以降も国立博物館主催の展示会では一切展示されていない。その時々の企画内容に見合った選定をしているのであれば、わが国色絵陶磁器の最高峰ともいうべき本作品が展示されなかったのは不自然である。機構移行以前の展示であり、文化財保護法第四条に謳われている「公開する等その文化的活用に努めなければならない。」という、法の趣旨にも反するものであることから、この点を含めて、改めて先の質問主意書の五について政府の説明を求める。

三 文化庁所有の国指定重要文化財「古九谷 色絵牡丹獅子文銚子」が、平成十九年の文化庁・九州国立博物館主催「日本のやきもの」展で、重要文化財指定名称とは異なる「伊万里(有田)・古九谷様式」という表示で展示されていた。文化庁の主催事業でこうした表示をするのであれば、重要文化財の指定名称を変更した上で実施すべきであり、文化庁自らが齟齬を生じさせていると考えられるが、政府の説明を求める。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

独立行政法人国立文化財機構が設置する博物館が国の施設等機関であった時における「伊万里 古九谷様式」という表示については、当時の関係学会等における学術研究の成果等を踏まえて行っていたものであるが、「古九谷伊万里説」について「国は現在どのような認識を持っているか」とのお尋ねについては、お答えする立場にない。また、「伊万里 古九谷様式」という表示をしたことによってどのような影響を与えたかについては承知していないが、いずれにせよ、各博物館において展示される文化財の表示については、それぞれの設置者の責任と判断により行われているものと認識している。

二について

東京国立博物館においては、国の施設等機関であった時においても、所有する文化財についてできるだけ公開する等その文化的活用に努めてきたところであるが、八万件を超える収蔵品の中から限られた数の文化財を展示する必要があったため、その時々の展示の企画内容等に見合った文化財を選定してきたところであり、御指摘の「日本の陶磁」展において展示した文化財の選定についても同様に行ったものである。

その他のお尋ねについては、先の答弁書(平成二十二年三月九日内閣衆質一七四第一八七号)五についてでお答えしたとおりである。

三について

御指摘の「日本のやきもの」展において展示した文化財の中には、御指摘の重要文化財を含め、名称の中に含まれている産地名や分類名を示す部分を区分して別に表示したものがあったが、これは名称の表示を簡潔に行う等の観点から行ったものである。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

承知していない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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