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菊花紋章の表示に関する質問主意書
衆議院 第1回 第5号
質問本文
菊花紋章の標示に関する質問
十六弁菊花の紋章が皇室の家紋であることは、あまねく知悉されているところである。しかるに新憲法施行以後に発行せられた各種の通貨、印紙及び郵券等の上部には、依然としてこの紋章が配置されている。思うにこれは菊花紋章がかつて軍旗、軍艦、砲、銃等に配されて、天皇の軍隊を誇り、無謀なる戰爭に突入して人類の平和を攪乱し、わが國を今日の惨状に導いた帝國主義日本の象徴であることを、何ら自ら顧みようともせず、温存せんとするものと断ぜざるを得ない。
從つて、わが國が天皇主権制を改廃して、主権在國民制を確立し、且つ帝國主義を廃棄して平和愛好國家として再出発したる今日、何ら日本國の正式紋章にもあらざる皇室の家紋を、通貨、印紙、郵券等に標示することは、憲法の規定する日本國成立の根本義と背反するばかりでなく、延いては帝國主義的影響を温存せしむるの作用を、必然的に伴うものである。右について政府の所見を質し文書答弁を求める。
右質問する
政府答弁書
新憲法施行後なお各種の通貨、印紙及び郵券に菊花紋章を標示することは適当でないと考え、政府は、すでに郵便切手等郵券については今後新に発行する図案には菊花紋章を標示しないことに措置し、現に過日発行した貿易再開記念切手にはこれを標示しなかつた。通貨についてもまた、今後新な樣式を以て製造に著手するものについてはこれを標示しないよう措置する方針である。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。