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元内閣官房長官が内閣官房機密費の具体的使途に言及した件に係る平野博文内閣官房長官の見解に関する再質問主意書
衆議院 第174回 第478号承知していない ×1
質問本文
野中広務元衆議院議員が、内閣官房長官を務めていた時期、内閣官房機密費を多い時で月に七千万円、少なくとも五千万円使い、その内訳は月々内閣総理大臣に一千万円、自民党国対委員長や参議院幹事長に各五百万円程度を渡し、更には政治評論家や野党の国会議員らにも配っていた旨、取材で明らかにしている。右と「前回答弁書」(内閣衆質一七四第四四四号)を踏まえ、再質問する。
一 そもそも、機密費というのは、いつ、何のために作られたものであるのか、その経緯につき説明されたい。
二 前回質問主意書で、前文で挙げた野中氏の証言に対する平野博文内閣官房長官の見解を問うたところ、「前回答弁書」では「御指摘の報道にあるような事実関係については、承知していない。」との答弁がなされている。平野長官として、前任者の河村建夫前内閣官房長官、または内閣官房職員、つまり事務方の職員より、過去に機密費がどの様に使われてきたのかについて、一度も説明を受けたことがないのか。確認を求める。
三 平野長官として、承知しているか否かに関係なく、かつて機密費が前文で触れた様な使われ方をされていたことについて、どの様な見解を有しているか。
四 報道によると野中氏は、官房長官就任時、前任の官房長官の秘書官から機密費に関する引き継ぎノートを渡され、それに基づいて機密費を配っていたとのことである。前回質問主意書で、平野長官は、機密費の配付先を記した帳簿等を前任者から引き継いでいるかと問うたところ、「前回答弁書」では「本人に確認したところ、お尋ねのような事実はないとのことである。」との答弁がなされている。では平野長官は、前任の河村前長官から直接引き継ぎを受けておらずとも、内閣官房職員、つまり事務方の職員から、機密費の配付先を記した帳簿等を引き継いでいるか。
五 報道によると、平野長官は本年四月二十六日に、約千六百二十万円の機密費を国庫に返納していたとのことであるが、平野長官が官房長官に就任して以来、二〇〇九年度に使用した機密費は、毎月いくらになるのか説明されたい。
六 前回質問主意書で、平野長官は、官房長官に就任してから、鳩山由紀夫内閣総理大臣に毎月機密費を渡しているか、国会対策に毎月機密費を使っているか、更に政党・政党関係者に毎月機密費を配っているかと問うたところ、「前回答弁書」では「お尋ねについては、内閣官房報償費の性格上、お答えを差し控えたい」との答弁がなされている。しかし、機密費が内閣総理大臣や政党・政党関係者に渡されたり、国会対策等に使われるという慣行が過去にあったことは、野中氏が明かす以前に既に広く知られているところであり、平野長官が右の様に事実関係を隠す必要はないと考える。平野長官として、官房長官に就任してから、機密費を右の様に使っているか否か、明らかにすることを再度求める。
右質問する。
政府答弁書
一について
内閣官房報償費に係る経緯について確認したところ、初めて内閣官房に報償費を計上したのは昭和二十二年度であるが、お尋ねの「何のために作られたものであるのか」は確認できなかった。
二について
本人に確認したところ、過去の政権において執行された内閣官房報償費の具体的な使途については、説明を受けたことがないとのことである。
三について
承知していない事実関係について見解を述べることは、差し控えたい。
四について
本人に確認したところ、お尋ねのような事実はないとのことである。
五及び六について
先の答弁書(平成二十二年五月十四日内閣衆質一七四第四四四号)三から五までについてでお答えしたとおりである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。