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我が国の当面する課題を踏まえた新たな北海道開発政策の方向性に関する質問主意書
衆議院 第174回 第557号
質問本文
戦後、我が国経済の復興と人口問題の解決を目指し、北海道の広大な国土空間と未開発の資源を活用する目的で、昭和二十五(一九五〇)年六月一日に北海道開発庁が設置され、北海道総合開発計画に基づき各種施策が展開されてから、今年は六十年を迎える。この間、基礎的な社会資本の整備や大規模農地開発、苫小牧港や石狩湾新港の建設と背後の企業団地の開発など、折々の時代の要請に基づく様々な施策・事業が展開されてきたところである。もとより、積雪寒冷な気象条件や我が国の最北端に位置する等、北海道の開発を進める上での制約条件が存在することは厳然とした事実であるが、少子高齢化、地球環境問題、経済の持続的な成長など、我が国が直面する今日的課題の解決に、北海道の持つポテンシャルを生かしていく余地は十分あるものと思料する。ついては、以下二項目にわたり質問する。
一 数次にわたる北海道総合開発計画に基づく六十年間の施策・事業の成果と課題をどのようにとらえているのか、政府の見解をうかがう。
二 我が国の当面する課題を踏まえた新たな北海道開発政策の方向性について、政府の見解をうかがう。
右質問する。
政府答弁書
一について
政府においては、これまで七期にわたる北海道総合開発計画に基づき積極的に北海道開発を推進してきたところであり、これにより、今日の北海道は、人口約五百五十万人、道内総生産約二十兆円という規模の地域経済社会を形成するに至っており、我が国における食料供給の拠点や主要な観光・保養地域として重要な役割を担っていると評価している。
一方で、北海道については、地域における雇用の確保、他地域より進行している少子高齢化への対応、地域の存立の基盤となっていた産業を失った産炭地域等における新たな地域づくり等の課題があると認識している。
二について
お尋ねについては、平成二十年七月四日に閣議決定した現行の北海道総合開発計画において、「北海道は、新たな時代の先駆者としてフロンティア精神を発揮し、豊かな経済社会づくりのための先駆的・実験的な取組に挑戦していく」ことに北海道開発の新たな意義があるとした上で、今後の北海道開発の戦略的目標として「アジアに輝く北の拠点〜開かれた競争力ある北海道の実現」、「森と水の豊かな北の大地〜持続可能で美しい北海道の実現」及び「地域力ある北の広域分散型社会〜多様で個性ある地域から成る北海道の実現」を掲げているところであり、当該計画に基づき、引き続き北海道開発を推進してまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。