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北方領土問題に係る日ロ交渉の情勢に対する外務省の認識に関する質問主意書
衆議院 第177回 第405号
質問本文
一 元外務審議官の丹波實氏が中央公論新社より『わが外交人生』という著書を上梓している。その一六一ページに、「メドベージェフの方法」との見出しの後に、「日ロ交渉でのメドベージェフ大統領は歴代総理との会談でもあたりが柔らかく、領土問題に言及している。〇八年十一月、ペルーのリマで行われた麻生・メドベージェフ会談で語った。『この問題はわれわれの世代で、過去に囚われず、創造的生産的発想で解決しよう』。ところが実際は何も動いていない。二〇一〇年夏ぐらいまで、日本の外務省幹部(複数人)も日ロ交渉は『今がチャンス』『順風が吹いている』と楽観的で、総理官邸にもそのような観測を吹き込んでいたようだ。」との記述があるが、外務省として右を承知しているか。
二 二〇〇八年十一月から二〇一〇年夏ごろまでの日ロによる北方領土交渉はどのような状況にあったか。外務省の認識如何。
三 二〇〇八年十一月から二〇一〇年夏ごろまで、外務省として日ロによる北方領土交渉は今が解決のチャンスであり、解決に向けた順風が吹いているといった認識を有し、右認識を首相官邸に伝えていたという事実はあるか。
右質問する。
政府答弁書
一について
御指摘の著作にある御指摘の記述については、外務省として承知している。
二について
北方領土問題については、依然として日露間に意見の相違があるが、メドヴェージェフ・ロシア連邦大統領との間では、その最終的解決に向けた決意を確認しているところであり、お尋ねの時期において、政府としては、北方四島の帰属の問題を解決してロシア連邦との間で平和条約を締結するという基本方針の下、ロシア連邦政府との間で様々なレベルで交渉を行ったところである。
三について
個人の著作における個別の記述に係るお尋ねについて、政府としてお答えすることは差し控えたいが、二についてで述べたようなロシア連邦政府との間の交渉を行うに当たり、外務省としては、内閣総理大臣等に対し、その時々の状況について説明を行ったところである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。