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円と人民元との銀行間で直接交換する取引に関する質問主意書

衆議院 第180回 第279号

提出者
自由民主党・無所属の会
提出日
2012年6月5日
内閣転送 2012年6月11日
答弁書受領日
2012年6月15日
提出から10日
答弁の項目数
5
質問 491字/答弁 545字

質問本文

去る一日から、我が国の円と中国の人民元を銀行間で直接交換する取引が、東京外国為替市場で始まった。これまでドルを介して取引が行われていたのに比べ、為替手数料が削減され、日中間における貿易について、一層拡大されることが期待されている。

従って、次の事項について質問する。

一 円と人民元を直接交換する取引が始まった意義を、国はどのように認識しているのか、野田内閣の見解如何。

二 今回、初値が一元=十二円三十三銭で、終値が一元=十二円三十二銭であったが、昨日までの取引状況の相場を、国はどのように認識しているのか、野田内閣の見解如何。

三 今回の直接交換を契機に更なる日中間の金融協力の強化に向け、今後国はどのように対応していくのか野田内閣の具体的な見解如何。

四 今回の直接交換を契機に、日中間における貿易振興のあるべき姿を、国はどのように考えているのか、野田内閣の見解如何。

五 今回の直接交換に鑑み、国内の大手銀行の中に人民元レートを公表する動きが出てきている。国として国内の大手銀行におけるサービス面について、どのようなことを期待しているのか、野田内閣の見解如何。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

東京外国為替市場において、円と人民元を他の通貨を介さずに直接に交換する取引(以下「円と人民元の直接交換取引」という。)が金融機関等により本格的に開始されるに至ったことは、日中間の拡大する経済及び金融関係を支えるため、日中間の金融取引を促進し、東京市場を発展させるとの観点から、大変意義深いものであり、政府として、これを歓迎している。

二について

我が国の金融機関によれば、東京外国為替市場においては、本年六月一日には、一人民元当たり十二円三十・〇銭から十二円三十四・〇銭で取引され、同月四日には、一人民元当たり十二円二十六・八銭から十二円二十七・八銭で取引されたと承知している。

三について

政府としては、日中両国の金融市場の発展に向けた相互協力を強化していくため、引き続き、中国当局との対話や協力を行ってまいりたい。

四について

政府としては、中国との間で経済の幅広い分野において互恵協力を深め、共通利益を拡大していくとの観点から、引き続き、日中間の貿易の振興に取り組んでまいりたい。

五について

お尋ねについては、個別金融機関の経営判断に係る事項であるが、政府としては、こうした円と人民元の直接交換取引等を通じて、我が国の金融機関の利用者の利便性が高まることを期待している。

衆議院の原文

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