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宝石サンゴの密漁対策に関する質問主意書
衆議院 第187回 第74号お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×3承知していない ×2
質問本文
現在、小笠原諸島周辺海域において、中国から出港したとみられる漁船が多数現れ、宝石サンゴを密漁している。我が国は、世界の中でも有数の宝石サンゴ産出国であり、貴重な海洋資源として、積極的に保護・保全を図ることが必要である。
我が国が有する豊かな自然資源を、将来世代に確実に継承していくことが、今の時代を生きる私たちに課せられた責務であり、今回の密漁を契機として、豊富な海洋資源の保護、育成に、より一層、力を入れていかねばならない。
そこで、以下質問する。
一 国内に生息する宝石サンゴは、どの程度か。生息地域と資源量を含めて示されたい。また、資源量の経年変化と将来の生息数の見通しについて、示されたい。
二 サンゴの密漁自体は、今、急に生じた問題ではない。古くは一九八〇年二月十三日の読売新聞夕刊に、サンゴの密漁を取り上げた新聞記事が掲載されており、過去にも多く発生している。
1 そこで、これまで、サンゴの密漁による摘発件数と押収したサンゴの量を示されたい。
2 密漁によって失われたサンゴの量はどの程度と考えられるか、見解を示されたい。
三 本年十一月七日の衆議院環境委員会において、政府より「宝石サンゴ生息域は水深が深く、密漁の影響を把握するためには潜水艇等を用いた大がかりな調査が必要であるため、正確な情報は持ち合わせていないことにつきまして、御理解いただきたい」との答弁があった。
1 過去、宝石サンゴの密漁がたびたび発生しているにもかかわらず、なぜ、宝石サンゴの生息数量の実態調査を行っていないのか。その理由を示されたい。
2 このような政府の姿勢を鑑みると、宝石サンゴを保護、保全しようとする意図が甚だ乏しいと感じられる。これまでの取り組みとその評価、課題について示されたい。
四 宝石サンゴについては、過去、ワシントン条約締約国会議において、国際間取引を規制する提案が出されている。これからも同様の提案が出される可能性もあると考えられるが、我が国の貴重な水産資源である宝石サンゴを保護し、保全するため、我が国は、今後どのように取り組んでいくのか。見解を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一及び三の1について
アカサンゴ、モモイロサンゴ及びシロサンゴ(以下「宝石サンゴ」という。)については、おおむね百メートル以深の海底に生息しているため、その生息海域及び資源量を把握するためには潜水艇等を用いた大掛かりな調査が必要であり、生息の可能性がある海域を網羅的に調査することは困難であることから、これまで全都道府県の資源量の調査は行っておらず、お尋ねの「生息地域と資源量」及び「資源量の経年変化と将来の生息数の見通し」は把握していない。なお、国内においては、東京都、高知県、長崎県、鹿児島県及び沖縄県において、宝石サンゴを対象とした漁業が行われており、これらの都県の沖合には宝石サンゴが生息していることが判明している。
二の1について
お尋ねの「サンゴの密漁」の意味するところが必ずしも明らかではないが、昭和五十五年一月一日から平成二十六年十一月十七日までにおいて、外国人漁業の規制に関する法律(昭和四十二年法律第六十号)第三条の規定、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律(平成八年法律第七十六号)第四条第一項及び第五条第一項の規定等の違反(以下「違法操業」という。)による宝石サンゴの採捕として水産庁及び海上保安庁が摘発した件数は二百二件である。また、お尋ねの「押収したサンゴの量」の意味するところが必ずしも明らかではないが、外国人漁業の規制に関する法律第九条第二項の規定、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律第二十条の規定等により没収した宝石サンゴの量については、調査に時間を要するため、お答えすることは困難である。
二の2について
お尋ねの「密漁」及び「サンゴ」の意味するところが必ずしも明らかではないが、全ての違法操業を網羅的に把握することは困難であることから、違法操業によって採捕された宝石サンゴの量は把握していない。
三の2及び四について
政府としては、宝石サンゴの保護及び保全のため、これまで関係都県と協力し、漁業法(昭和二十四年法律第二百六十七号)第六十五条第一項及び第二項並びに水産資源保護法(昭和二十六年法律第三百十三号)第四条第一項及び第二項の規定に基づき、資源管理の取組及び取締りを適切に行ってきており、引き続きこれらに努めていく考えである。また、外国人による違法操業による宝石サンゴの採捕に対しても、適切に取締りを行ってきたところであるが、今般の中国船籍の宝石サンゴの採捕を目的とすると思われる船舶による違法操業に鑑み、関係省庁及び関係都道府県が密接に連携していく考えである。
この答弁書に出てくる定型句
お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×3承知していない ×2
語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。