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品種改良家の表彰に関する質問主意書

衆議院 第19回 第4号

提出者
衆議院
提出日
1954年1月28日
内閣転送 1954年1月30日
答弁書受領日
1954年2月5日
提出から8日
答弁の項目数
0
質問 242字/答弁 479字

質問本文

衆議院議長 堤 康次※(注) 殿

品種改良家の表彰に関する質問主意書

一 食糧増産に伴い、品質の向上は急務であるが、政府としては品種改良に貢献した功労者に対する感謝または表彰をどのように行つているか伺いたい。

二 東京都南多摩郡七生村字平山の林丈太郎氏は、かくれた品種改良家である。いわゆる「平山オカボ」「丈太オカボ」の新品種創始者であるが、最近地元で盛大な顕彰碑建立除幕式が挙行された。国家としても当然これを表彰すべきであると思うが如何。所見並びに計画をおききしたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

優良品種を育成することは食糧増産上きわめて重要なことであり、従来より品種改良に貢献した技術者及び篤志家も少なくないがこれらの品種改良における貢献者に対する感謝又は表彰については、古くは小麦江島神力(昭和十四年における栽培面積六万五千五百九十二町歩)さらに最近では昨年の冷害克服にきわめて顕著な効果をあげた水稲藤坂五号(昭和二十八年における栽培面積一万七千二百十八町歩推定)の育成者に対して行われた。

しかしながら、これらの感謝又は表彰についての具体的な基準、方法等については国家公務員及びこれに準ずる者を除いてはこれまで規定されたものがない。

ただ育成者の地元又は有志等による表彰は大分行われているようであるが、これも国で行う場合はその品種の適用範囲及び経済効果並びにそれらの将来性等を全国的視野から検討する必要があると思われる。

今回表彰方御要望のあつた林丈太※(注)氏の育成した「平山オカボ」の栽培は、現在のところ東京都及び神奈川県が中心であつてその栽培面積も一千町歩以下と推定されるので、この程度では国家表彰としては不適当なものと考える。

右答弁する。

衆議院の原文

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