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麻しん(はしか)の予防接種及びMRワクチンの供給状況に関する質問主意書
衆議院 第192回 第11号お答えすることは困難 ×1
質問本文
麻しん(以下「はしか」という。)の流行により、MRワクチン不足が深刻になっています。
この要因として、昨年秋に北里第一三共ワクチン株式会社が製造販売するMRワクチンが自主回収される事態となり、その後、同社によるMRワクチンの供給が止まっていることが大きく影響しているものと考えます。
昨年秋の時点で厚生労働省から地方自治体、日本医師会及び関係団体に対して、MRワクチン不足時の供給調整について協力依頼の通知を発出していることは承知していますが、その時点では、今年のはしかの大流行は想定していなかったはずです。
現在、はしかの流行によって、ワクチンの二回接種が定期接種化される以前の、一回しか接種していない世代による接種が増加していることが、ワクチン不足に拍車をかけているものと考えられます。
当然ながら感染の拡大を防ぐ観点からも一回しか接種していない人への接種も進めていかなくてはならないと考えますが、そのことによって、未接種の乳幼児の接種が出来ない状態になることは避けなければなりません。
以上を踏まえ、以下質問します。
一 現在の供給量でMRワクチンは不足しておらず、地域的な偏在が発生しているだけという認識でしょうか。それとも、全国的にMRワクチンの供給不足に陥っているという認識でしょうか。どちらとお考えですか、政府の見解を伺います。
二 任意で接種する人の数について、予測を立てていますか。予測を立てている場合、どの程度と見込んでいますか。MRワクチンの供給量の範囲内で収まると考えていますか、政府の見解を伺います。
三 MRワクチンを接種していない乳幼児がはしかに感染し重症化することを防ぐためにも、一回目の接種者を優先する必要があると考えますが、政府の見解を伺います。
四 三について、医療機関の独自判断で行うのか、それとも一定のルールを決めて行うのか、政府の見解を伺います。
五 二回目の接種を促すためにも、MRワクチンの増産は不可欠だと思いますが、政府の見解を伺います。
六 以上を踏まえて、メーカーに対しMRワクチンの増産を求める必要があると思いますが、政府の見解を伺います。
右質問する。
政府答弁書
一について
現時点において、乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン(以下「MRワクチン」という。)については、製造販売業者及び卸売販売業者との連携を密にしてMRワクチンの需給状況の把握に努めており、我が国全体としては、MRワクチンの不足が生じない見込みであると認識しているが、一部の地域や医療機関での偏在等が懸念されると考えている。そのため、都道府県及び医療関係者等に対して「麻しんの広域的発生に伴う乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンの供給に係る対応について」(平成二十八年九月九日付け厚生労働省健康局健康課及び結核感染症課事務連絡。以下「事務連絡」という。)を発出し、一部の地域や医療機関でのMRワクチンの偏在等が生じないよう必要な対応を依頼している。
二について
予防接種法(昭和二十三年法律第六十八号)に基づかない麻しんの予防接種(以下「任意接種」という。)を受ける者の数を事前に予測することは困難であるが、現時点において、同法第五条第一項の規定による麻しんの定期の予防接種(以下「定期接種」という。)及び任意接種に使用するMRワクチンについて、不足が生じない見込みであると認識している。
三及び四について
厚生労働省としては、生後十二月から生後二十四月に至るまでの間にある者に行う定期接種及び五歳以上七歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の一年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にあるものに行う定期接種のそれぞれについて、確実に実施することが重要と考えている。また、現時点において、我が国全体としては、MRワクチンの不足が生じない見込みであると認識している。このため、事務連絡において、定期接種の確実な実施に努めるよう求めているところである。
五及び六について
現時点において、我が国全体としては、定期接種及び任意接種に使用するMRワクチンについて、不足が生じない見込みであると認識しているが、厚生労働省としては、MRワクチンの需給状況を踏まえつつ、適切な対応をとるよう努めてまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。