ことばで探す › 衆議院 第193回
四国八十八箇所霊場と遍路道の世界文化遺産登録に関する質問主意書
衆議院 第193回 第430号趣旨が明らかではない ×1
質問本文
香川に生まれた空海が修行を行った寺々を巡礼する四国遍路は、全長千四百キロにも及ぶ壮大なもので、平安時代の修行僧からはじまり、一般庶民へも広がり、約千二百年の歴史があるとされる。また、現代にもなお続いており、地域と共存し、継承されてきた我が国を代表する巡礼文化であり、平成二十七年には文化庁により日本遺産として認定されている。
国籍や宗教・宗派を問わずに「お遍路さん」となり、地域の人々がお茶や果物でもてなし応援する「お接待」を受けながら札所を巡礼する様は、まさに我が国のおもてなし文化を象徴しているものであり、世界からの注目も高く、欧米を中心に急増している。たとえば、香川県さぬき市の「前山おへんろ交流サロン」では、平成十五年に約七十名だった名簿帳に記入した外国人のお遍路さんの数が、平成二十四年には百五十名を超え、平成二十七年には四百名を超えている。
これらを踏まえ、以下質問する。
一 「四国八十八箇所霊場と遍路道は、我が国を代表する巡礼文化である」とすることについて、政府はどのように捉えているのか。
二 四国八十八箇所霊場と遍路道の世界文化遺産登録は、地元自治体からも期待が寄せられているところである。様々な機会を活かしたPR活動や、国内外の他の巡礼との比較の研究などに熱心に取り組んでいることは周知のとおりである。四国八十八箇所霊場と遍路道の世界文化遺産登録について、政府はどのように考えているのか。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの「巡礼文化」の意味するところが必ずしも明らかではないが、御指摘の「四国八十八箇所霊場と遍路道」は、我が国における代表的な巡礼道の一つであると認識している。
二について
御指摘の「四国八十八箇所霊場と遍路道」については、文化審議会文化財分科会世界文化遺産特別委員会が平成二十年九月二十六日に取りまとめた「我が国の世界遺産暫定一覧表への文化資産の追加記載に係る調査・審議の結果について」において、世界文化遺産登録に必要となる顕著な普遍的価値を持つことを確実に証明することのほか、真実性及び完全性の証明のための指摘事項を確実に満たすことや適切かつ十分な保護のための特定の措置を講ずること等、多岐にわたる課題が示されたところであるが、現時点においてこれらの課題等の解決に向けた進展は見られていないものと承知している。
似た質問主意書
件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。