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災害拠点病院等における災害時の長期停電対策に関する質問主意書
衆議院 第198回 第44号お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×1承知していない ×3
質問本文
東日本大震災の際、岩手県・宮城県の病院で亡くなった千四十二人のうち、少なくとも百三十八人が、停電による人工呼吸器の停止や薬の不足等が原因となった、通常の診療体制なら救命できた可能性が高い「防ぎ得た死」であったとの調査結果を厚労省研究班がまとめた事について、平成二十八年二月二十五日の朝日新聞が「被災四十病院、百三十八人『防げた死』」という記事で報じている。
昨年九月の北海道胆振東部地震においても、発電所のいわゆるブラックアウトによる道内全域の停電が足かけ三日間続いたので、停電による病院の医療機器の停止等で人命にかかわる事態が生じていた可能性があるものと考えられる。
そこで以下質問する。
一 北海道胆振東部地震の発生後に道内の病院において停電等による影響で人命にかかわる事態がどれだけあったかを示されたい。
二 北海道経済産業局の資料「北海道における燃料供給体制の状況」(平成三十年十二月二十五日)において、北海道胆振東部地震の際に明らかになった課題として、「病院・通信設備等の重要インフラで非常用発電機の燃料不足」と明記されている。どれだけの病院でどれだけの非常用発電機の燃料不足が生じたのか明らかにされたい。
三 災害拠点病院については、厚労省の災害拠点病院指定要件に、「通常時の六割程度の発電容量のある自家発電機等を保有し、三日分程度の燃料を確保しておくこと」と明記されているが、道内の災害拠点病院で、北海道胆振東部地震の発生後に非常用発電機が三日間を待たずに燃料切れとなり、上記要件を満たしていなかった事が明らかとなった事例はあったか。あった場合は具体的な病院名とともに当時の状況を明らかにされたい。
四 全国の病院において停電時の備えとして非常用発電機が設置されている割合は何分の何(何%)か。それとともに、非常用発電機に加えて三日間以上の燃料備蓄を備えている病院の割合は何分の何(何%)か示されたい。
五 災害拠点病院は、二次医療圏につき原則一ヵ所以上の整備とされており、災害時において他の医療機関から患者移送を引き受ける等、いわば「最後の砦」としての機能を果たすべき医療機関である。従って、非常用発電機の燃料備蓄も指定要件が定める最低限の三日間程度ではなく、それ以上の長期停電に備えて、例えば東京都地域防災計画で停電復旧まで最長で七日間かかるのを想定している以上、都内の災害拠点病院は七日間の非常用発電機の連続運転が可能となるような備えを持っておくべきではないかと考える。全国の災害拠点病院における非常用発電機の燃料備蓄量が連続運転で何日分が備えられているのか、その平均日数を示されたい。
六 昨年六月十八日の大阪北部を震源とする地震において、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)で非常用発電機が一時的に使えず、停電が発生した。その後、同センターで確認を行ったところ、法令で定める保安検査を少なくとも五年以上実施していなかったことが判明した、と報じられた。これを受けて厚労省では同年六月二十二日、各都道府県に対し、管内の病院について非常用電源の保安検査実施を指導するよう強く求める通知を出しているが、現実に一年以内にこれを実施した病院はどれだけあるのか。何分の何(何%)で示されたい。
七 石油連盟は、「災害などに備えて燃料を備蓄される皆様へ」として、非常用発電機の燃料となる石油製品について、劣化による不具合を避けるため、軽油については六ヵ月、A重油については三ヵ月を目途として使用または入れ替えを推奨している。災害拠点病院においてこのような対応はなされているのか。
右質問する。
政府答弁書
一及び二について
お尋ねの「人命にかかわる事態」及び「どれだけの病院でどれだけの非常用発電機の燃料不足が生じたのか」の意味するところが明らかではないため、お答えすることは困難である。
三について
お尋ねの「事例」については把握していない。
四について
現在、病院における非常用自家発電設備の有無、非常用自家発電設備の燃料タンクの容量、当該燃料タンクの容量で病院の診療機能を維持できる日数等について、「病院の業務継続計画(BCP)の策定状況等の調査について(依頼)」(平成三十年十一月十四日付け医政地発一一一四第二号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知)により調査を行っているところであり、現時点ではお尋ねについてお答えすることは困難である。
五について
お尋ねの「平均日数」については把握していないが、「災害拠点病院等の発電施設及び給水設備の緊急点検について(依頼)」(平成三十年九月二十八日付け医政地発〇九二八第一号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知)により行った調査により、災害拠点病院七百三十六病院のうち、その非常用自家発電設備の燃料タンクの容量で病院の診療機能を維持できる期間が三日未満であると回答したものは、百十四病院であると把握している。
六について
現在、病院における非常用電源の点検状況等について、「病院の非常用電源の確保及び点検状況の調査について(依頼)」(平成三十年八月六日付け医政地発〇八〇六第一号厚生労働省医政局地域医療計画課長通知)により調査を行っているところであり、現時点ではお尋ねについてお答えすることは困難である。
七について
災害拠点病院がお尋ねのような対応を行っているか否かについては、承知していない。
この答弁書に出てくる定型句
お答えすることは困難 ×3趣旨が明らかではない ×1承知していない ×3
語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。
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