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我が国の教育環境がOECD諸国の中で最低水準にあるとの指摘に関する質問主意書

衆議院 第200回 第29号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

提出者
立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム
提出日
2019年10月11日
内閣転送 2019年10月16日
答弁書受領日
2019年10月25日
提出から14日
答弁の項目数
3
質問 566字/答弁 975字

質問本文

安倍晋三内閣総理大臣は十月七日の衆議院本会議において枝野幸男立憲民主党代表の教育に関する質問に対して「OECD諸国の中で最低水準であるとの御指摘は当たりません」と答弁しました。

在学者一人当たりの公財政支出額、教員一人当たり生徒数の順位については、安倍内閣総理大臣の答弁の通りであるとしても、後者においては小学校段階で三十三か国中二十三位、中学校段階で三十か国中二十位と決して誇れる順位ではありません。

また、他の指標において最低水準のものも存在します。

以上を踏まえて質問します。

一 政府が把握している直近の我が国の国内総生産(GDP)のうち小学校から大学までの教育機関に対する公的支出の割合及びOECD(経済協力開発機構)諸国の中の順位をご教示ください。

二 一の数値、順位について最低水準にあると政府は考えていないのでしょうか。

三 来春から導入される高等教育の無償化でこの割合は改善されるでしょうか。改善されるとしたら対GDP比で何%になる見込みなのかご教示ください。

四 我が国の教育費は他のOECD諸国に比較して高額である一方で、教育支出に占める公的支出の割合が低いことで家計の負担が他国と比較して重くなっています。この現状について政府はどのように認識し、今後、どうすべきと考えているのか見解を伺います。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

経済協力開発機構(以下「OECD」という。)が二千十九年に公表した「Education at a Glance 2019」と題する報告書(以下「報告書」という。)によると、我が国の初等教育段階から高等教育段階までにおける公財政教育支出の対GDP比は三・一パーセントであり、OECD加盟国のうち、同様の数値が示されている三十五か国の中では三十四位であり、OECD加盟国の中で低位にあるものの、そもそも、公財政教育支出の水準がどのようなものであるかについては、全人口に占める在学者数の割合、一般政府総支出の国力に対する規模やGDPの規模など様々な要素を勘案する必要があり、これを単純に判断することはできないと考えている。

なお、令和元年十月七日の衆議院本会議における安倍内閣総理大臣の「いずれもOECD諸国の中で最低水準であるとの御指摘は当たりません」との答弁は、「在学者一人当たりの公財政支出額の順位」及び「教員一人当たり生徒数の順位」について述べたものである。

三について

御指摘の「割合」については、様々な要因により変動し得るものであり、お尋ねについて一概にお答えすることは困難である。

四について

御指摘の「我が国の教育費」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、報告書によると、初等教育段階から高等教育段階までにおける在学者一人当たり教育支出額については、OECD加盟国の平均が一万五百二ドルであるのに対し、我が国はこれより多い一万二千九十六ドルであり、また、初等教育段階から高等教育段階までにおける教育支出の私費負担割合については、OECD加盟国の平均が十七パーセントであるのに対し、我が国はこれより高い二十九パーセントである。

今後については、こうした状況も踏まえ、安倍内閣総理大臣が令和元年十月四日の衆議院本会議において「今月、三歳から五歳までの全ての子どもたちの幼児教育、保育の無償化が実現しました。小学校、中学校九年間の普通教育無償化以来、七十年ぶりの大改革です。来年四月からは、真に必要な子どもたちの高等教育も無償化いたします。子育て世代の負担を減らします。そして、子どもたちの誰もが、家庭の経済状況に関わらず、自らの夢に向かって頑張ることができる。そうした社会を創り上げます。」と述べたとおりである。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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