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和泉内閣総理大臣補佐官の海外出張に関する質問主意書

衆議院 第201回 第50号

提出者
立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム
提出日
2020年2月7日
内閣転送 2020年2月17日
答弁書受領日
2020年2月21日
提出から14日
答弁の項目数
3
質問 1,080字/答弁 5,050字

質問本文

「桜を見る会」など安倍晋三内閣総理大臣による公金私物化が行われているのではないか、また加計学園問題などお友達が優遇されているのではないか、という疑惑が深まっている。そして、このような公金私物化とお友達優遇の疑惑は、安倍晋三内閣総理大臣のみならず、安倍内閣に広がっている。

具体的には、内閣総理大臣を補佐する和泉洋人内閣総理大臣補佐官の海外出張について注目が集まっている。内閣総理大臣や各省大臣の海外出張の際の旅費については、これまで井坂信彦衆院議員が「安倍内閣総理大臣の就任以来の外遊旅費に関する質問主意書」(平成二十八年五月二十日提出。質問第二八二号)や、「全省庁大臣の就任以来の海外出張旅費に関する質問主意書」(平成二十八年五月二十日提出。質問第二八四号)を提出したが、その際、政府は詳細に各大臣の旅費・宿泊費を答弁し、「公表を控える」や「定かではない」などの逃げの答弁を連発する答弁書とは一線を画し、大臣の海外出張について国民の理解を得るべく透明化を図ってきた。

内閣総理大臣補佐官は、内閣法で「内閣総理大臣の行う企画及び立案について、内閣総理大臣を補佐する」(第二十二条第二項)と規定され、国家公務員法で「特別職国家公務員」とされており、選挙や国会の議決によって選出された内閣総理大臣の裁量により政治的に任命されたものであり、海外出張の旅費・宿泊費についても広く国民に公開するべきと考える。

そこで、以下質問する。

一 和泉洋人内閣総理大臣補佐官が、内閣総理大臣補佐官に就任して以来、決算、精算が終了している範囲で、海外出張した回数は何回か。海外出張の日付、目的、訪問先、成果をそれぞれ明らかにされたい。

二 和泉洋人内閣総理大臣補佐官と海外出張を共にしたとされる、厚生労働省の大坪寛子大臣官房審議官の、審議官就任から本年二月五日までの、海外出張の回数は何回か。決算、精算が終了している範囲で明示し、海外出張の日付、目的、訪問先、成果をそれぞれ明らかにされたい。

三 政府においては、何らかの理由をつけて、非開示とするのではなく、国民の税金を私的に利用したという疑惑を国民に持たれている現状を憂い、誠実にこれらの情報を公開することを望む。そのうえで、和泉洋人内閣総理大臣補佐官と大坪寛子厚生労働省大臣官房審議官が、海外出張において、五つ星という高級ホテルのエグゼクティブ・スイートに隣同士で宿泊し、ましてやその二つの部屋が互いに通じるコネクティングルームであったと報道されているが、これは、適正な海外出張と言えるのか否か、政府の見解如何。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

平成二十五年一月二十一日の和泉内閣総理大臣補佐官の就任から令和二年二月二十一日までの間において、同補佐官の海外出張の回数は六十五回であり、その�@日付、�A目的及び�B出張先をお示しすると、それぞれ次のとおりである。

�@平成二十五年五月二十四日から同月二十六日まで �A日ミャンマー首脳会談等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �Bミャンマー

�@平成二十五年六月十五日から同月十七日まで �A中国都市化研究討論会への参加のため �B中華人民共和国

�@平成二十五年九月八日から同月十日まで �A医療国際展開に係る海外視察等のため �Bシンガポール

�@平成二十六年五月二十七日から同月三十一日まで �Aマレーシア・シンガポール間の高速鉄道計画に関係する政府要人等との会談及び現地視察のため �Bマレーシア及びシンガポール

�@平成二十六年七月三十一日から同年八月三日まで �Aミャンマーに係るインフラ輸出の促進を図ることを目的としたテイン・セイン大統領(当時)との会談等のため �Bミャンマー

�@平成二十六年八月十二日から同月十五日まで �Aマレーシア・シンガポール間の高速鉄道計画に伴うリオ運輸大臣(当時)等との会談等のため �Bマレーシア

�@平成二十六年十月六日から同月八日まで �Aマレーシア・シンガポール間の高速鉄道の整備の促進を図ることを目的としたナジブ首相(当時)との会談のため �Bマレーシア

�@平成二十六年十一月十一日から同月十四日まで �Aアジア太平洋経済協力首脳会議、東南アジア諸国連合関連首脳会議、G20ブリスベン・サミット出席等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �Bミャンマー

�@平成二十七年一月二十六日から同月二十八日まで �Aプラユット首相、プラウィット副首相等との会談及び現地視察等のため �Bタイ

�@平成二十七年二月二十三日から同月二十五日まで �Aマレーシア・シンガポール間の高速鉄道計画を進めることを目的としたナジブ首相(当時)等との会談のため �Bマレーシア

�@平成二十七年四月六日から同月八日まで �Aインド政府要人との会談等のため �Bインド

�@平成二十七年四月十一日から同月十三日まで �A「日越大学」に関するベトナム側要人との協議のため �Bベトナム

�@平成二十七年五月六日から同月八日まで �Aマレーシア・シンガポール間の高速鉄道計画を進めることを目的としたナジブ首相(当時)等との会談等のため �Bマレーシア

�@平成二十七年五月十日から同月十四日まで �Aタイのプラユット首相及びミャンマーのテイン・セイン大統領(当時)との会談等のため �Bタイ及びミャンマー

�@平成二十七年六月三十日から同年七月七日まで �A「明治日本の産業革命遺産」のユネスコ世界遺産登録を決定する世界遺産委員会への出席のため �Bドイツ

�@平成二十七年七月八日から同月十一日まで �Aジャカルタ・バンドン間の高速鉄道建設に係る日本の技術導入を促進することを目的としたジョコ大統領等との会見等のため �Bインドネシア

�@平成二十七年八月二十五日から同月二十七日まで �Aジャカルタ・バンドン間の高速鉄道建設に係る日本の技術導入を促進することを目的としたジョコ大統領等との会見等のため �Bインドネシア

�@平成二十七年十一月一日から同月三日まで �Aバンコク・チェンマイ間の日本の技術を活用した高速鉄道建設の促進、ダウェー港開発の推進等を図ることを目的としたプラユット首相等との会見等のため �Bタイ

�@平成二十七年十一月十九日から同月二十三日まで �Aアジア太平洋経済協力首脳会議、東南アジア諸国連合関連首脳会議出席等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �Bマレーシア

�@平成二十七年十二月六日から同月八日まで �Aムンバイ・アーメダバード間の日本の技術を活用した高速鉄道建設の促進を図ることを目的としたモディ首相から指名されたインド側関係者との調整等のため �Bインド

�@平成二十七年十二月十一日から同月十三日まで �A日印首脳会談等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �Bインド

�@平成二十八年一月二十五日から同月二十七日まで �Aマレーシア・シンガポール間の高速鉄道計画において日本の技術の採用を促進することを目的としたシンガポールのコー運輸大臣等関係閣僚との会談のため �Bシンガポール

�@平成二十八年二月十三日から同月十七日まで �Aインド高速鉄道に関する合同委員会への出席及び「メイク・イン・インディア・ウィーク」式典への出席、国民民主連盟幹部との面談等のため �Bインド及びミャンマー

�@平成二十八年五月十七日から同月十九日まで �Aシリセーナ大統領(当時)、ウィクラマシンハ首相(当時)等との面談等のため �Bスリランカ

�@平成二十八年八月二十三日から同月二十七日まで �Aアウン・サン・スー・チー国家最高顧問等との会見及びマレーシア・シンガポール間の日本の技術を活用した高速鉄道導入の促進を図るとともに、日マレーシア海上保安協力を推進することを目的としたナジブ首相(当時)等との会見等のため �Bミャンマー及びマレーシア

�@平成二十八年九月五日から同月九日まで �AG20杭州・サミット及び東南アジア諸国連合関連首脳会議出席等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �B中華人民共和国及びラオス

�@平成二十八年十月六日から同月十一日まで �Aインド高速鉄道に関する合同委員会への出席、インド政府要人との会見、経済協力に係る合同委員会への出席及びスリランカ政府要人との会見等のため �Bインド及びスリランカ

�@平成二十八年十月二十二日から同月二十四日まで �Aマレーシア・シンガポール間の日本の技術を活用した高速鉄道導入の促進を図ることを目的としたナジブ首相(当時)等との会見等のため �Bマレーシア

�@平成二十八年十二月十二日から同月十四日まで �A日タイハイレベル合同委員会への出席、プラユット首相及びアーコム運輸大臣(当時)への表敬のため �Bタイ

�@平成二十九年一月十二日から同月十七日まで �A各国首脳会談等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �Bフィリピン、オーストラリア、インドネシア及びベトナム

�@平成二十九年一月二十九日から同年二月一日まで �Aアウン・サン・スー・チー国家最高顧問等との会見等のため �Bミャンマー

�@平成二十九年二月十六日から同月十八日まで �Aインド高速鉄道に関する合同委員会への出席、インド政府要人との会見等のため �Bインド

�@平成二十九年七月六日及び同月七日 �A日フィリピン経済協力インフラ合同委員会への出席、フィリピン政府要人との面会等のため �Bフィリピン

�@平成二十九年七月二十六日から同月二十八日まで �A日米軍人ステーツマン・フォーラムへの出席、基調講演、パネルディスカッションへの出席等のため �B米国

�@平成二十九年八月十日から同月十二日まで �Aウィクラマシンハ首相(当時)その他スリランカ政府要人との面会等のため �Bスリランカ

�@平成二十九年九月四日から同月七日まで �Aジョコ大統領との面会等のため �Bインドネシア

�@平成二十九年九月十三日から同月十五日まで �A日印首脳会談等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �Bインド

�@平成二十九年九月十七日から同月十九日まで �Aナジブ首相(当時)との面会等のため �Bマレーシア

�@平成二十九年十月二十三日から同月二十五日まで �Aアウン・サン・スー・チー国家最高顧問との会談等のため �Bミャンマー

�@平成二十九年十一月十一日から同月十五日まで �Aアジア太平洋経済協力首脳会議及び東南アジア諸国連合関連首脳会議出席等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �Bフィリピン

�@平成二十九年十一月二十一日から同月二十四日まで �Aインド高速鉄道に関する合同委員会への出席、インド政府要人との面会等のため �Bインド

�@平成三十年一月十八日から同月二十一日まで �A日インドネシア国交樹立六十周年行事への参加等のため �Bインドネシア

�@平成三十年二月十一日から同月十三日まで �A日フィリピン経済協力インフラ合同委員会への出席、フィリピン政府要人との面会等のため �Bフィリピン

�@平成三十年四月七日から同月九日まで �A日中医療協力に関するパネルディスカッションへの出席等のため �B中華人民共和国

�@平成三十年五月三日から同月五日まで �Aシリセーナ大統領(当時)及びウィクラマシンハ首相(当時)との面会等のため �Bスリランカ

�@平成三十年七月十五日から同月十七日まで �Aアウン・サン・スー・チー国家最高顧問との面会等のため �Bミャンマー

�@平成三十年九月十日から同月十二日まで �A羽田新経路設定に係る日米両政府間の協議等のため �B米国

�@平成三十年九月十六日から同月十八日まで �Aインド高速鉄道に関する合同委員会への出席等のため �Bインド

�@平成三十年九月二十四日及び同月二十五日 �A日中民間ビジネスの第三国展開推進に関する委員会への出席のため �B中華人民共和国

�@平成三十年十月十七日から同月十九日まで �Aマハティール首相との面会等のため �Bマレーシア

�@平成三十年十月二十五日から同月二十七日まで �A日中首脳会談等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �B中華人民共和国

�@平成三十年十一月十四日から同月十六日まで �A東南アジア諸国連合関連首脳会議及びアジア太平洋経済協力首脳会議出席等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �Bシンガポール

�@平成三十年十一月二十一日及び同月二十二日 �A日フィリピン経済協力インフラ合同委員会への出席等のため �Bフィリピン

�@平成三十一年三月二十日から同月二十二日まで �Aアウン・サン・スー・チー国家最高顧問との面会等のため �Bミャンマー

�@平成三十一年四月十四日及び同月十五日 �A日中ハイレベル経済対話への出席等のため �B中華人民共和国

�@平成三十一年四月十八日から同月二十日まで �Aマハティール首相との面会等のため �Bマレーシア

�@平成三十一年四月二十四日及び同月二十五日 �A李強上海市委員会書記との面会のため �B中華人民共和国

�@令和元年五月九日から同月十二日まで �A米国政府等要人との会談のため �B米国

�@令和元年六月十八日及び同月十九日 �A日フィリピン経済協力インフラ合同委員会への出席等のため �Bフィリピン

�@令和元年六月二十日から同月二十二日まで �Aスリランカ政府要人との面会等のため �Bスリランカ

�@令和元年七月二十四日から同月二十六日まで �Aインド高速鉄道に関する合同委員会への出席等のため �Bインド

�@令和元年十月二十九日から同月三十一日まで �A「ワールド・アライアンス・フォーラム・サミット二千十九」への出席のため �B米国

�@令和元年十一月三日から同月五日まで �A東南アジア諸国連合関連首脳会議出席等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �Bタイ

�@令和元年十一月十九日から同月二十二日まで �Aジョコ大統領ほかインドネシア政府要人との会談等のため �Bインドネシア

�@令和元年十二月二十三日から同月二十五日まで �A日中韓サミット出席等のために出張する安倍内閣総理大臣に随行するため �B中華人民共和国

また、それぞれの海外出張については、内閣総理大臣補佐官として重要な国際会議等に出席し、また、各国指導者等と会談を行い、所期の目的を達成したものである。

二について

お尋ねの職員は、厚生労働省大臣官房審議官に発令された令和元年七月九日から令和二年二月五日までの間においては、海外出張を行っていない。

三について

御指摘の海外出張については、国家公務員等の旅費に関する法律(昭和二十五年法律第百十四号)等の規定に基づく所要の手続を経て行ったものである。

衆議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2016年5月20日 井坂 信彦(民進党・無所属クラブ) 答弁 2016年5月31日
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提出 2016年5月20日 井坂 信彦(民進党・無所属クラブ) 答弁 2016年5月31日
衆議院 第190回 第282号お答えすることは困難 ×2
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提出 2017年3月30日 逢坂 誠二(民進党・無所属クラブ) 答弁 2017年4月7日
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