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英国およびフランスに保管されている日本が保有するプルトニウムの利用計画に関する質問主意書
衆議院 第209回 第21号趣旨が明らかではない ×1
質問本文
我が国は過去、英国とフランスに原子力発電所から出る使用済み燃料の再処理を委託してきた。その結果、原子力委員会の報告によれば、二〇二一年末現在、英国に約二十一・八トン、フランスに約十四・八トンのプルトニウムを保有している。
一方、二〇一八年七月三十一日に原子力委員会が決定した「我が国におけるプルトニウム利用の基本的な考え方」においては、我が国のプルトニウム保有量を減少させることとし、「再処理等の計画の認可(再処理等拠出金法)に当たっては、六ヶ所再処理工場、MOX燃料加工工場及びプルサーマルの稼働状況に応じて、プルサーマルの着実な実施に必要な量だけ再処理が実施されるよう認可を行う」こと、「再処理から照射までのプルトニウム保有量を必要最小限」とすること、「事業者間の連携・協力を促すこと等により、海外保有分のプルトニウムの着実な削減に取り組む」といった方針がしめされている。
現在、英国にはMOX燃料工場が存在せず、英国に保有するプルトニウムは消費できない状況である。そのため、プルサーマルを実施している原子力事業者が海外に保有するプルトニウムのうち英国分を、当面、プルサーマル発電できない事業者のフランス保有分と交換することで、フランスにあるプルトニウム保有量の削減をはかる計画となっている。
一 現在、原子力事業者が進めている、フランスにあるプルトニウム在庫量の削減を図る方針では、英国のプルトニウム在庫量を削減することはできない。国は、英国のプルトニウム在庫量削減をどのように行うのか。
二 六ヶ所再処理工場の運転の認可にあたっては、実際に削減できた分と同等量以下を分離するよう認可することになるか。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの「英国のプルトニウム在庫量削減をどのように行うのか」については、同国内にプルトニウムを保有する我が国の原子力事業者において適切に検討されていくものと承知している。なお、政府としては、我が国の原子力事業者が英国内に保有するプルトニウムの将来の管理に同国政府と共に取り組むため、平成三十年十月から同国政府と局長級の協議を継続しているところである。
二について
お尋ねの「運転の認可」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(昭和三十二年法律第百六十六号)第四十四条の四第一項の規定に基づき日本原燃株式会社から平成二十六年一月七日付けでなされた同社の再処理事業所再処理施設における再処理の事業に係る変更の許可を求める申請の審査においては、原子力規制委員会として、我が国の原子力事業者が英国及びフランス国内に保有するプルトニウムの「実際に削減できた分と同等量以下」の使用済燃料を対象に同社が再処理の事業を実施するとしているか否かではなく、使用済燃料再処理機構の定める使用済燃料再処理等実施中期計画に基づいて同社が再処理の事業を実施するとしているか否か等を踏まえて同条第三項において準用する同法第四十四条の二第一項第一号に掲げる「再処理施設が平和の目的以外に利用されるおそれがないこと」を確認した上で、令和二年七月二十九日に同法第四十四条の四第一項の規定に基づき同申請を許可している。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。