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元号問題に関する質問主意書

衆議院 第8回 第49号

提出者
衆議院
提出日
1950年7月26日
内閣転送 1950年7月26日
答弁書受領日
1950年7月31日
提出から5日
答弁の項目数
0
質問 310字/答弁 384字

質問本文

衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿

元号問題に関する質問主意書

一 元号問題については、一部参議院議員の発意をもつて、同院文部專門委員によつて研究中ときくが、その進行状態に対して政府はどの程度関知しているか。

二 聞くところによると、現在においては元号制定に関する法的根拠を失つている故をもつて、廃止すべしとの説もあるが如何。

三 政府としては、元号は廃止すべきものとの見解にたつか。

四 もしその見解にたつ場合には、その法的根拠及びいかなる理由と考えに基くか、政府の所見を明示されたい。

五 存続あるいは廃止、そのいずれの場合においても、最後の決定は、国民投票等によつてよ論に問うことを考えているか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一 元号の問題について、参議院文部委員会の專門委員によつて研究中ということは承知しているが、その進行状態については、政府は関知していない。

二 新憲法の下において「元号」に関する明確な法的規定の存しないことは事実であるが、この故に直ちにこれを廃止すべきものとは考えない。

元号の使用は、長い歴史をもち国民感情にも深く根ざしていると考えられるので、その廃止又は変更については特に愼重な考慮を要する。政府においても充分研究したいと考えている。

三 元号の存続廃止はいずれにしても、終局的には国会の意思により法律をもつて定められることが最も適当と考えるが、その際世論を充分尊重して決定されるべきは当然である。いわゆる国民投票を実施することは難しいと思うが、世論調査その他適当な方法によつて、世論の存するところは充分は握してこれを重要な資料とすべきものと考える。

右答弁する。

衆議院の原文

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