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繊維染料インジゴの供給確保に係る国の助成に関する質問主意書

衆議院 第80回 第20号

提出者
衆議院
提出日
1977年4月23日
内閣転送 1977年4月28日
答弁書受領日
1977年5月4日
提出から11日
答弁の項目数
4
質問 443字/答弁 659字

質問本文

衆議院議長 保利 茂 殿

繊維染料インジゴの供給確保に係る国の助成に関する質問主意書

繊維染料インジゴは、絣や最近需要の伸長しているジーンズなどの衣料布地の染色に使用されているが、需要に対し供給が追いつかない現状である。

国内生産プラントは三井東洋高圧(大牟田)一社が稼動しており、年間五〇〜七〇トンの生産を維持している。しかし、需要は年間約一〇〇トンに達しており、供給確保のために一部輸入に頼り、通産省が染色業界への配分割当てをしているといわれる。

右のような実態を政府はどのように掌握しているかお伺いしたい。

併せて次の諸点について見解をお示しいただきたい。

一 インジゴの需給の将来の見通しについて

二 国内生産の増量計画について

三 製造プラントは多額の設備投資を必要とし、なおかつ減価償却に多年を要するといわれているが、インジゴ供給確保のために国の助成が必要と考えられるが如何。

四 現状においてインジゴの需給に一部混乱を生じているので、政府の対応策を伺いたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

インジゴの生産は、現在、三井東圧化学株式会社一社により行われており、同社のインジゴの生産能力は月産約六十トンである。昭和四十六年頃までのインジゴの需要の大部分は、ゆかた、絣、剣道衣、のれん等の特殊な用途に限られており、生産能力は大幅な過剰状態にあつた。しかしながら、ここ数年来のジーンズ需要の増大の結果、その染色に使用されるインジゴの需給は、最近ややひつ迫気味に推移しており、需要業界の一部にはインジゴの入手難を訴える声もある。

なお、輸入については何ら制限は行われておらず、また、通商産業省において染色業界へのインジゴの配分割当てを行つているという事実はない。

一について

インジゴの需給の将来見通しについては、インジゴ需要の大部分を占めるジーンズの国内需要がほぼ一巡し、従来のようなテンポでの拡大は見込まれないとの見方が多いこと、また、輸入も着実に増加傾向にあること等から今後均衡に向かうものと思われる。

二について

現在のところ新規設備投資の計画については聞いていない。

三について

今後、新規設備投資計画が具体化した場合には、政府としても、内容を聴取した上で、必要に応じその実現を図るべく努力してまいる所存である。

四について

一についてで述べたとおり、インジゴの需給は今後均衡に向かうものと思われるが、需要業界の一部には、現在その入手難を訴える声があることから、政府としては需給の安定を図るため、三井東圧化学株式会社に対し、最大限の供給確保につき努力するよう、引き続き要請してまいる所存である。

右答弁する。

衆議院の原文

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