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小貝川河口附替工事に関する質問主意書

衆議院 第9回 第39号

提出者
衆議院
提出日
1950年11月25日
内閣転送 1950年11月30日
答弁書受領日
1950年12月5日
提出から10日
答弁の項目数
0
質問 366字/答弁 369字

質問本文

衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿

小貝川河口附替工事に関する質問主意書

一 小貝川河口の附替工事については、賛否両論にわかれ、久しくせん鋭な対立を続けているが、政府はこの両論に対して公平に耳を傾け、万人の首こうしうる論拠に立つて工事計画を進めているかどうか。

二 聞くところによれば、計画には一案から四案まであり、地元の利害関係に左右されて始終動搖し、科学的基礎の上に立つた確固たる信念に乏しいといわれているが、どうか。

三 又、政府は地元の意見対立を口実にして工事の実施を遷延し、実際に予算がなくてできないのを地元の責任に転嫁しているが、この点はどうか。

四 工事はどういう計画によつて、どれだけの予算で何年から何年までに完成するつもりか。

五 工事によつて犠牲になるものについて具体的にいかなる対策をとるか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一 小貝川河口の附替工事について直接利害関係のある地元民間に種々論議せられていることは政府も充分承知し、もちろんそれらの各意見については、公正な立場からこれを傾聽している。工事計画については技術的に最善の案をたてるよう努力している。

二 計画案は利根川根本治水計画に則つた当初案のほかに、今一案を考慮し確固たる技術的信念に基ずいて比較検討している。

三 政府は、予算的措置を充分に勘案して計画を進めているので、予算関係で着工が遅れているのではない。又その施工遅延の責任を地元に転かした事実もない。

四 工事の計画並びに予算及び完成年度等は、目下検討中で発表の段階に至らない。

五 工事によつて犠牲になる人達については、適正なる補償を行うほか、見返耕地の斡旋等についても県当局とも連繋の上誠意をもつて解決に努力したいと考える。

右答弁する。

衆議院の原文

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