Alaveteli
英国WhatDoTheyKnowを支える情報公開請求OSS。日本語化して本家にPRを送った対象。
概要
Alaveteli は、情報公開請求(Freedom of Information / FOI)の請求と回答を公開するためのオープンソースソフトウェア。英国の著名な市民サイト WhatDoTheyKnow を動かしている中身そのもので、Ruby on Rails 製のセルフホスト型アプリケーションとして公開されている。
kurage-articles-index では、Kurage がこのOSSを日本語化して実際に動かし、本家にPRを出すまでの全記録を記事として公開している点が挙げられている。記事タイトルは「情報公開請求を『出しっぱなし』にしない——請求と回答を公開するOSS「Alaveteli」(英国WhatDoTheyKnowの中身)を日本語化して動かし、本家にPRを出すまで」。
何を解決するソフトウェアか
情報公開請求は、請求して終わりではない。誰が何を請求し、行政がどう回答したかが公開されて初めて、他の市民が同じ請求を繰り返さずに済む。Alaveteli はこの請求・回答の公開台帳を自前で運用するための仕組みを提供する。
- 請求の送信と進捗管理
- 回答内容の公開(第三者による再利用を前提とする)
- サイト名・ドメインを差し替えて自治体・NPO・報道機関が独自に運用できる構成
Kurage の文脈での位置づけ
本プロジェクトは、Kurage が継続的に取り組む oss-japanese-localization の一環として扱われている。特徴は次の通り。
- self-hosting 前提 — 海外SaaSに依存せず、Docker で自分のサーバに立てる
- 翻訳の実測と穴の報告 — 日本語訳がどこまで入っているかを確認し、不足を埋める
- 本家への還元 — 訳した結果を手元で終わらせず、upstream にPRとして返す
同じ流れで日本語化された対象には fixmystreet(道路の穴・不法投棄の通報システム)、vikunja-japanese-kit、docmost-japanese-kit などがあり、行政・市民参加系のOSSを日本語で使えるようにする取り組みの一本として位置づけられる。既存の日本語化キット群と並ぶ oss の実践例である。
関連ページ
- kurage-articles-index — 本エントリの出典(記事索引)
- fixmystreet — 同じく行政・市民通報系のOSS日本語化
- oss-japanese-localization
- oss
- self-hosting
- ai-readable-manual — OSSを日本語で使えるようにする周辺テーマ
See also: kurage-products
See also: kurage-sites
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