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プロダクト

fixmystreet

道路の穴・不法投棄などを住民が地図と写真で通報するOSS「FixMyStreet」を日本語化し日本の市区町村境界で動かすKurageの導入キット。

概要

FixMyStreet は、道路の穴・不法投棄・街灯の故障といった地域インフラの問題を、住民が地図と写真で通報し、担当部署へ回って対応状況が公開される英国発のオープンソース通報システム。英国の mySociety が開発したもので、日本では千葉市の「ちばレポ」に相当する仕組みを自前で構築するための選択肢として紹介されている。

本ページは、その本家を日本語化して日本の市区町村で動かすために Kurage がまとめた「FixMyStreet 日本語導入キット(道路の穴・不法投棄の通報プラットフォームを自前で・Docker/VPS編)」という製品を指す。kurage-articles-index では、「自治体向けOSSを日本語化して実際に動かす」一連の取り組みの一つとして取り上げられており、kurage-products では kurage-app-store で販売される商品として掲載されている。

この文書から得られる主な事実

記事索引での記載

kurage-articles-index(Kurage の全545本の記事索引)には、本ソフトの解説記事が1本登録されている。

タグ構成が示すとおり、この記事は「OSS」「翻訳」「docker(セルフホスト)」「自治体」という4つの軸を1本に束ねたもので、Kurage の記事群のなかでも oss-japanese-localization の代表例として位置づけられている。同じ 2026-09-07 付で情報公開請求の alaveteli の記事が並んでおり、mySociety 系の市民参加型プラットフォームを2本まとめて日本語化した回にあたる。

日本語導入キットの内容

kurage-products(Kurage App Store 商品一覧)によれば、本ソフトは次の条件で販売されている。

商品一覧の説明文では「公式Dockerで実際に立て、名古屋市の地図上で日本語の通報フォームが動くまで実測した手順と落とし穴8個、AIに渡せる設置指示書つき」と要約されており、記事で記録された作業内容がそのままキットの中身になっていることが確認できる。5,500円という価格は、kurage-products に並ぶ OSS日本語導入キット(alaveteli、libredesk-japanese-kit、paperless-ngx、appsmith など)と共通の設定である。

公開URL索引での記載

kurage-sites は exbridge.jp 系の公開URLを「主要サイト/プロダクトLP/商品ページ・デモ(kappstore)」の3カテゴリに整理した索引である。FixMyStreet はこのうち「商品ページ・デモ(kappstore)」の区分に、配布リポジトリ https://github.com/katsushi2441/fixmystreet-jp として登場する。同じ索引では alaveteli の alaveteli-jp、LibreDesk-JP(libredesk-japanese-kit)など、他の mySociety 系・OSS日本語化キットのリポジトリも同じ並びに置かれている。

商品一覧側で示される本来の商品ページは https://kappstore.exbridge.jp/app.php?id=b34e36cfaad27a14 であり、配布リポジトリと kurage-app-store 上のアプリページを一組にして配布されるキット群の一員として位置づけられている。

位置づけ

FixMyStreet は「行政と住民をつなぐ公共サービスを、SaaS に頼らず self-hosting で持つ」という事例にあたる。同じ流れにあるのが、情報公開請求の請求文と回答を公開する alaveteli(英国 WhatDoTheyKnow の中身)であり、両者は mySociety 系の市民参加型プラットフォームとして並置されている。月額を払い続ける外部サービスに業務の入口を預けず、自前のサーバーに置いて運用するという構図は、saas-subscription-replacement の一形態としても読める。

また、oss-japanese-localization の実践例として、翻訳率の実測・不足分の補完・本家への還元という一連の手順が共有されている点が重要である。単に動かすだけでなく、日本語話者がそのまま使える状態にするところまでを含めて一つの成果とみなしている。

oss-upstream-contribution の観点では、翻訳の成果を upstream に還元し、fork で終わらせない姿勢が貫かれている。記事タイトルに「本家にPRを出すまで」と明記されているとおり、この還元工程は本プロダクトの成果物の一部として扱われている。

Kurage の商品ラインナップの中では、FixMyStreet は「住民が問題を発見して通報する」側を担い、通報先を案内する kecnavi(困りごと→どこに言えばいいかを一瞬で示す)と補完関係にある。両者はいずれも自治体窓口の分散という同じ課題に、通報と案内という別の入口から接近している。

kappstore-ecosystem においては、kurage-app-store で配布されるキット群の一つであり、ソース同梱で ai-modifiable-software として改変できる。手順書は ai-readable-manual として、AIエージェントにそのまま読ませて構築まで進められる形になっている。

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