fixmystreet
英国発のOSS道路通報システム。日本語化して名古屋の地図で動かし本家にPRを送った記録がある。
概要
FixMyStreet は、道路の穴・不法投棄・街灯の故障といった地域インフラの問題を住民が地図上から通報し、自治体側で対応状況を管理できるオープンソースの通報システム。英国の mySociety が開発したもので、日本では千葉市の「ちばレポ」に相当する仕組みを自前で構築するための選択肢として紹介されている。
kurage-articles-index では、Kurage による「自治体向けOSSを日本語化して実際に動かす」一連の取り組みの一つとして取り上げられている。
この文書から得られる主な事実
- 日本語化して動作確認済み — 画面の日本語化を行い、名古屋市の地図データを用いて実際に稼働させた。
- 本家へPRを送付 — 翻訳の成果を upstream に還元しており、fork で終わらせない姿勢が貫かれている。
- Docker でのセルフホスト — 自治体・企業が自前サーバー上に立てて運用する前提の構成をとる。
- 対応する日本語化キット — 一連の作業は日本語化キットとしてまとめられ、他の業務OSSと同じ形式で提供されている。
位置づけ
FixMyStreet は「行政と住民をつなぐ公共サービスを、SaaS に頼らず self-hosting で持つ」という事例にあたる。同じ流れにあるのが、情報公開請求を公開する alaveteli(英国 WhatDoTheyKnow の中身)であり、両者は mySociety 系の市民参加型プラットフォームとして並置されている。
また、oss-japanese-localization の実践例として、翻訳率の実測・不足分の補完・本家への還元という一連の手順が共有されている点が重要である。単に動かすだけでなく、日本語話者がそのまま使える状態にして upstream に返すところまでを含めて一つの成果とみなしている。
関連ページ
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