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薪炭配給業者を臨時許可する件に対する質問主意書

参議院 第1回 第105号

提出者
参議院
提出日
1947年10月25日
内閣転送 1947年10月30日
答弁書受領日
1947年11月4日
提出から10日
答弁の項目数
0
質問 377字/答弁 420字

質問本文

家庭用燃料の危機に直面し居る際、その原因は種々なる点より考察せらるるも結局において官僚統制の繁と現行統制組織の活力不足に帰する点が甚だ多い、よつて左記の如き方法により是が打開をなすを適当と認め、政府の意見を問う。

一、従つて是等の制度、機関の外に来年五月末日迄の期間臨時に薪炭等を山元より都市の需要者に配給する業者を認可し現行機関と競争せしむるを適当と認むるが如何。

二、一の許可ありたる者に対して政府は生産者よりの買入、鉄道輸送、小運送等に関し現行機関と同一の取扱をなすべきものと思うが如何。

三、勿論配給は都市の配給計画によつて公定価格を厳守すべきである事を付言します。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

現在の統制の重点は、大消費都府県の需給を確保するにある。しかしてこれ等の地域への入荷の現在の最大の隘路は、その輸送の逼迫に起因するものである以上、計画輸送の実施は最も強力に実施さるべきものであることは論を俟たない。質問の如く各業者各個に買入、輸送を認め実施せしめる場合に惹起されるべき計画輸送の混乱、不円滑は、自ら明かなところで輸送面のみならず当然予想し得られる消費地近接生産地のみに対する買付け競争の激化並びにそれによつて生ずる生産各県自体の計画的需給機構の崩壊混乱の弊害は蓋し甚大なるものがあると信ずる。

なお、提案の如き方法を講ずる場合それが実行されるであろう地域は、比較的消費地近接の至便地域に限定されることは必至であつて遂には公定価格の維持も困難となり、遠隔地の生産も期待し得られなくなり、全般的に需給の破綻を招来する結果となるから本質問の方法は容認し難く現行通り政府による一元買入、計画輸送を強力に実施することを適当と認めるる。

参議院の原文

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