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鉄道(国鉄)の赤字防止に関する質問主意書

参議院 第1回 第35号

提出者
参議院
提出日
1947年8月14日
内閣転送 1947年8月16日
答弁書受領日
1947年8月22日
提出から8日
答弁の項目数
0
質問 257字/答弁 373字

質問本文

一、国有鉄道の赤字百数十億円を政府が負担することは健全財政方針に反する最も大きな欠陥である。乗車利用する人々によりこの赤字を消すべきである。乗車せざる人々の負担となることは民主主義に反するものでもある。政府は乗車賃の適正化を断行すべきである。然し貨物の運賃は現在値段を確保する方針にて物価の値上りを防止すべきであるが政府の処見を問う。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

国有鉄道の運営は、企業独立採算制の原則にしたがつてなされることが必要と考えられる。

これがためには先ず国鉄内部の経営の合理化をはかり、なお不足する経費の財源は適正なる運賃収入に求めることが妥当と考えられる。

本年度において国有鉄道は損益勘定で赤字百数十億円を生じるのであるが、その原因は、主として主要物価に比し運賃が非常に低廉であるためで、これが解決は、運賃値上に求めることが企業運営の常道である。

しかし、運賃は価格構成の基礎となるものであるから、他物価に対する影響、国民生活に対する影響等を考えると慎重に扱わなければならない。

今後経済諸情勢に対応して、具体的に対策を講じて行きたいと考えているが、運賃値上を行う場合、旅客運賃についてのみ行うことが適切であるかどうかは、そのときの事情により決定さるべきことで、いちがいには決められぬと考える。

参議院の原文

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