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OTHレ-ダ-の運用に関する質問

参議院 第104回 第17号承知していない ×2

提出者
参議院
提出日
1986年3月17日
内閣転送 1986年3月19日
答弁書受領日
1986年4月1日
提出から15日
答弁の項目数
4
質問 926字/答弁 533字

質問本文

OTHレーダーの運用に関する質問主意書

OTHレーダーについての最近の政府側答弁では、なお曖昧な点が残されているが、特に次の諸点について明らかにされたい。

一 横浜市上瀬谷に建設される米海軍の「艦隊作戦監視情報センター」(FOSIC)は、どんな機能と役割を持つているのか。

二 わが国が設置するOTHレーダーの情報は、システムとして恒常的にこのFOSICに集中されるのか。

それとも、日本側の判断によつては、情報が提供されないこともあり得るのか。

三 アムチトカやグアムに建設される米海軍のOTHレーダーと、わが国が設置するOTHレーダーは、一種のネットワークを形成するのではないか。

四 OTHレーダーのいわゆるソフトは、どのようなものによつて構成されているのか。

五 OTHレーダー本体に附属しているソフトは、いわば第一次的なものにすぎず、それだけでは、正確かつ的確な判断の資料は得られないのではないか。

六 上瀬谷のFOSICが備えているのが最終的なソフトの本体であり、そのシステムの解析と整理によつて、初めて、第一次的な生データが作戦上の判断を下すに足る有効性を持つのではないか。

七 今国会において政府は、「OTHレーダーについては日本独自の運用が可能である」旨答弁しているが、OTHレーダーの本体だけを独自に運用して得られるデータの精密さや有効性について、政府は確信を持つているのか。

八 バイカル湖周辺からカムチャツカ半島に至る広大なエリアを対象とした場合、「日本独自のOTHレーダー一基」だけで、どの程度の効果的な運用ができるのか。米海軍又は空軍のOTHレーダー群との連係なくして成り立つと考える根拠は何か。

九 米国防総省は今、グローバルなサーベイランス・システムを構想している。それは、同盟諸国の得た情報を一元的に統合し、その解析結果を同盟諸国の要請に応じて提供しようとするもので、まずNATO諸国で実施する計画と聞くがどうか。

十 太平洋地域におけるOTHレーダーの運用も、この構想の埓外であるとは到底考えられない。したがつて、防衛庁のいうような「独自の運用」などは、きわめて非現実と考えるが、政府の見解を伺いたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

上瀬谷通信施設において、御指摘のような「艦隊作戦監視情報センター」なるものが建設されるとは承知していない。

二から七まで及び十について

OTHレーダーについては、中期防衛力整備計画に基づき、今後、検討の上、必要な措置を講ずることとしており、仮に自衛隊が同レーダーを整備した場合において、これをどのように運用するか、またその運用にどのようなソフトウェアが必要かという問題については、具体的に申し述べる段階にない。

いずれにしても、同レーダーの運用により得られる情報が我が国の防衛のため有効であると判断された場合に、これを整備することになることは言うまでもない。

なお、一般的に日米間の情報交換については、日米安保体制下において、我が国が、自主的判断に基づき、国益に則して、米国との間で平素から情報を交換することは当然であると考えている。

八について

OTHレーダーに関する防衛庁のこれまでの一般的な検討によれば、仮にOTHレーダーを整備する場合、同レーダーを本土周辺の島嶼地域に設置することにより、我が国の本土防空、洋上防空等の観点から関心のある地域の相当部分を、効果的に監視し得ると判断している。

九について

御指摘のような計画があるとは承知していない。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

承知していない ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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